いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

イントルーダーズ

【概略】
ジョンの最愛の娘ミアは、大きな木に開いた穴の中から、偶然古い手紙のようなものを見つける。そこにはおぞましい“顔なし怪人"のことが書かれていた。ある日、ミアは自分の部屋にその“顔なし怪人"の気配を感じるようになる。そして遂に“顔なし怪人"は彼女の前に姿を現すと、肉体を奪おうと襲い掛かってきた。ジョンにより救われたミアだったが、心に大きなショックを受けてしまう。そして“顔なし怪人"は別の場所でも、1人の少年と母親に同様の恐怖を与えていた。全く関係がないと思われた2人の子ども。しかし、その繋がりが明らかになる時、そこには驚愕の真実が待ち受けていた!
サスペンス


.5★★★☆☆
クライヴ・オーウェンさんがこういう作品に出るのって意外、そういえば最近見てなかったなぁ。
これはトラウマを題材にした作品ですね。
少年と少女との繋がりなんかは分かりやすかった。幼少期のトラウマにより記憶は消えうせていたわけですが、娘の話でそれが蘇ってしまう…。「顔なし怪人」が「誰か」も、すぐに分かると思います。
娘ミア役の少女も可愛かったし、妻役のカリス・ファン・ハウテンさんは「ブラックブック」の主役を演じた方です(いい脱ぎっぷりでした)。結構豪華な配役ですね。
そもそもが木の中にあった古い手紙。「少年」はその中に記憶ごと閉じ込めてなくしたつもりだった。しかし「少女」がそれをひらいてしまった。そして物語を紡いでしまった。顔を求める顔なし怪人の話を…。
あの日、怪人=刑務所を出所した父親は自分に似た顔の少年=息子のジョンを奪いにやってきたのだった。怪人は想像の産物だというのは母親の嘘で、親はわが子を守るためならどんな事もする…怪人は高所より落ちていった。
過去を取り戻した事でトラウマも克服される。自由になったという意味合いも別に考えれば、満ち足りたものにもなる。ラストの消え去っていく映像はとても美しかったですね。
なかなか練られた脚本で楽しめました。後半の木の根が延びてくるビジュアルも気持ち悪くていい感じ。

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