いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

アンダー・ザ・スキン 種の捕食

【概略】
男たちを捕食する、妖艶な美女の姿をした地球外生命体。彼女はあることをきっかけに人間的な感情を持ち始めるが…。
SF


.5★★★☆☆
スカーレット・ヨハンソンが地球外生命体の美女を演じています、雰囲気的には「スピーシーズ」かな?なんて思って観たんだけど、低予算の実験的映画でした。初のフルヌードらしい。
人類を食糧とする地球外生命体が、美女に擬態して色仕掛けで男たちを捕獲するというSF的な設定で、グロい演出などはほとんどなく、背景も真っ黒だったりと最小限に抑えた演出がチープさを生み出しているんだけど、BGMが緊張感をだしててうまいこと誤魔化されているような感じ。
結局当初思っていたような「スピーシーズ」的な美女SFとは違っていたわけだけど…あるとき人間の「心」にふれ、動揺する。
獲物になった男達は、美女に惹かれて下半身がおったったままパンツを脱いでみな「沼」の中へ(自宅の黒い沼のようになった部分、そこで獲物は皮一枚になり肉やら内臓やらはどこかへ運ばれている)。
人間の男を釣るための欲望の餌として仲間のバイク男に管理されている美女が、自分はガラスにぶつかり外へ出られない虫と同じだと気づき、捕獲した皮膚病で顔が崩れた男を「沼」から逃がしてやり、主体性を獲得しようと彷徨うも、森で変態男に襲われ皮膚(美女の部分)が破れ、黒い実体が剥き出しになったとき、恐怖に駆られた変態男の暴力性によって焼き殺されてしまうという、なんともいい様のないお話だった。
自我も性別もなく(明かりで確認してたけど穴がないのかと…)、地球外生命体であるというのも察するしかない。難解なようでいて、描いているものはシンプルなものであった。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。