いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

エンブリヨ

【概略】
人工子宮の中で成長ホルモン剤を投与されて生まれてきたヴィクトリア。異常なスピードで老化する自らの体質を恐れた彼女は、老化を止めるために胎児の脳下垂体液を採取しようとするが…。
ホラー


.0★★★☆☆
70年代ホラーです。ホルモンの成長を促し胎児の発育を促進させる研究をするハドソンは、犬で成功したため禁断の人体実験に挑みます。でもこれがいけなかった。こうして産まれてきた彼女ヴィクトリアは成長が止まらない。
胎児がたった1ケ月で妙齢の美女となり、驚異的な学習能力でハドソン博士の知力を追い越すようにもなる。でもそこで終わらなかった、人間は必ず老いるんですね。ハドソンとの性交渉を境に成長速度が急速に早くなり、そこで自分がこのままでは老いてしまうことに気づくんです。老いを止める特効薬は、胎児の脳下垂体液だけだった。
この作品は後味が悪い。それというのもラストに老婆と化して瀕死のヴィクトリアに止めを刺そうとする時、ヴィクトリアが自分の子供を身ごもっていた事を初めて知らされるからだ。「嘘だ、子供と一緒に死んでくれ」という彼に彼女は言う「でもこれはあなたと私の子よ」救いようのない展開以外に選択肢はなかったのだろうかと考える。そもそも性交渉を行わなければ良かったのだとしかいえない。いわば生への執着(妊娠)から老化が始まるのも哀しい。
それにしてもここまで画質が悪い作品は初めてみました。普通に輪郭がぼやけてるのって一体…。

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