いやいやえん

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エイリアン2

【概略】
前作の宇宙船ノストロモ号の惨劇でただ1人生き残ったリプリーは、やがて地球に戻った。だがエイリアンが発見されたLV426惑星で、住民の消息が途絶える。リプリーは数名の兵士たちとLV426惑星に向かうことになる…。
SF


.0★★★★☆
「今度は戦争だ!」キャッチコピーどおり痛快なアクション大作へと変貌しています。戦う逞しいリプリーのイメージもここから。
兵器なども面白いものが出てきますし、複数のエイリアンとのバトルもスリリング。エイリアンの生態もわかる本作の貢献度は大きいと思います。蟻の様相に似ているんですよね。

限られた閉塞状態における恐怖感はそのまま、隙の無いスピーディな展開で、エイリアンはさらに見た目もシャープになって、しかも大量にいます。銃撃や火力でやられるのには最初ちょっと違和感がありましたが…^;
しかし見えないという恐怖感もあります。センサーでしか探知できないので、どこにいるのかわからないという怖さ。また体内の酸性の血なども健在で、リプリーのレポートをちゃんと読んでいれば海兵隊員たちも犠牲を出さずに済んでたのに…と思える部分も。

前作から57年後という、ある意味びっくりな設定で始まる導入部は、そのためリプリーの一人娘がすでに亡くなっているという状況で、これが惑星の唯一の生存者である少女ニュートを助けようとするリプリーの執念のような母性にも繋がるんですね。
また、海兵隊員の主要キャラたちが個性的&ヒューマノイド・ビショップも人間的で、冒頭からその性格を印象づける事に成功、まあそれはあの卑劣なバークにもいえることなんですが…。

クライマックスにおけるクイーンエイリアンとリプリーとの対決は、言わば母性の対決ともいえるもの。卵を焼き払われたクイーン、少女を守りたいリプリー。二人の「母親」同士の戦いがそこで描かれているわけです。
核爆発という時間が迫る中、彼らの攻防は…。
中だるみすることなく、最後まで見られるの魅力の一作です。「続編は成功しない」を覆した一作でもあります。

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