いやいやえん

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王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件

【概略】
唐王朝の時代、則天武后の即位を前に不可解な焼死事件が頻発する。謎を解明するため、判事・ディーらが調査を開始する。だがこの事件の裏には恐るべき陰謀が隠されていた。
サスペンス


.5★★★☆☆
人気探偵小説「ディー判事」シリーズを原案にしたミステリー・アクション大作。これは面白かった!アンディ・ラウさん主演です。
時は唐代、則天武后は中国初の女帝の座につこうとしていた。地上200mにも及ぶ巨大な「通天仏」を最高権力の象徴として建造し、完成したその日に即位しようとしていたのだ。しかし、その通天仏の建造責任者や政権の要人ばかりが犠牲となる人体発火事件が起こる。この事件の真相解明のため、則天武后は反対派の判事ディー・レンチエを呼び戻すのだった…。
「ディー判事」シリーズなんて聞いた事もないのですが、実在の人物を名探偵として描いている小説シリーズらしいですね。各地の知事を転任したあと、法務大臣にまでなった人物なのだとか。中国版シャーロック・ホームズと書かれてましたが、どちらかというと王位に関する騒動の中に無理やり巻き込まれていく感じです。

人体発火の謎は意外と簡単に明らかになります。「火炎虫」という虫の毒のが陽光を浴びると発火するというもの。ディーは地下の闇市に住む医師のワンの所を訪れる。それにしても火炎虫はどうみてもダンゴ虫だよね。
鞭のチンアル、斧のペイ、そしてディーは国師の元へと逃げ込んだ敵を追うが…。チンアルはとある秘密を持っているのだけれど、実は化身術を使っていたのですよね。チンアルこそが国師であり、神鹿も操っていた。それは造反者を処罰するためであり、決して今回の怪奇事件には関わっていなかったと。暗殺されたチンアル、火炎虫で焼き殺されたペイ。彼らを失ったディーはペイが最期に残した言葉から真相を突き止めます。
まさか犯人があの人とはねー。火炎虫の毒に冒されたディーが真犯人を追う…!
(先帝から賜った、瞬時に相手の弱点を一撃必滅できる)降龍杖が大活躍。頭だけでなく武術にも長けているディーの面目躍如でもある。しかし毒に冒されているディーには外に出る事が出来ない。馬の影に隠れながら、真犯人を追うディー。そしてついに通天仏が倒れ…。
スケールも大きいし、これ、シリーズ化しても面白いと思うんだけど、でもラストで闇市で暮らすしかなくなったディーだから、無理かな?
それにしても鹿(笑)。ちょっとファンタジーがはいってるようなお話でしたね。

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