いやいやえん

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個人の感想なのでネタバレしています

おおかみこどもの雨と雪

【概略】
「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ“おおかみこども”の母となった女性と子供たちの成長と絆を描く。
アニメーション


.0★★★☆☆
子の成長を見守る母という存在にはぐっとくるものがあった。しかし出産、子育てといった過程を過ごした人にはもっと心に響くものがあると思うのですが、独身未婚の私では、そこまで深くは感じ取れなかったというのが実際のところ。
性格が異なる雨と雪、二人の子供たちがそれぞれ「おおかみ」「人間」のどちらを選ぶのかというのも見どころではあるのでしょうが、それを温かく見守る母の花の存在がやはり大きい。
子供達の自我が芽生え始めていく頃、内気だった雨におおかみらしさが現れてくる。ラストでは母親の元を離れていく雨の雄々しく成長した姿をみて、「元気で、しっかり生きて!」と送り出す場面で、花の親心とその成長にジンとしました。いつかそれぞれが自分の道を決めて去っていくのだと、予め心構えが出来ていたのでしょう。あたたかな家族の物語でありながらも、いつかそれを手放す残酷さも秘めている物語でした。
ただ、違和感も多々。貯金で暮らしてるとか、現実的な細かな矛盾が目についてしまって、もやもやしてしまいました。雪はありのままの自分を受け入れてくれる人が現れ、雨はおおかみとして新たな山の主になるべくして山へ入ってしまうところも、あっさりといえばあっさり。ちょっと早い子供たちの自立です。
子育ての楽しさや難しさをおおかみ人間の子供を通して伝える作品だと感じましたが、特別おおかみ人間じゃなくても良い設定だったのかもしれない?雨が10~11歳なのにかっこよくなっちゃって、おばさんは参りましたわ。草平くんも男前だったよね。

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