いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

オーケストラ!

【概略】
劇場清掃員として働くさえない中年男アンドレイ・フィリポフは、かつてはロシア・ボリショイ交響楽団で主席を務めた天才指揮者だった。彼は、共産主義時代、“ユダヤ主義者と人民の敵”と称されたユダヤ系の演奏家たち全員の排斥を拒絶し、名声の絶頂期に解雇されたのだった。ある日、清掃中にアンドレイは、1枚のFAXを目にする。それは、演奏を取りやめたサンフランシスコ交響楽団の代わりに、パリのプレイエルに出演するオーケストラを2週間以内に見つけたいという内容だった。その瞬間、彼は、かつての仲間を集めて偽のオーケストラを結成、ボリショイ交響楽団代表としてパリに乗り込むことを思いつく。
ドラマ


.0★★★☆☆
ある事情から由緒ある交響楽団の主席コンダクターの身を追われた男性が、とあるFAXを盗み見した事から、30年ぶりにかっての楽団員たちを呼び寄せ、パリで演奏しようと企てるコメディ的作品。
ただ音楽を扱っていて音楽を練習しているシーンが極端に少ない、それだけが残念です。個人的にはバッハの曲が数曲使われていたのが嬉しかったかな。
全体としては真面目に作られており、そこに時々クスッとなるドタバタが出てくる感じですね、パリに着いて勝手に動き回る団員とか、パスポートとか。ここはちょっと本当に彼らは大丈夫なのかと心配になりましたが^;

しかし美貌のメラニー・ロランさん演じるアンヌ・マリーの巧みな表現力と演技力と努力(相当練習したんでしょうね)があって、ラストのコンサートは非常に満足のいく仕上がりでした!
きっと件のチャイコフスキーの協奏曲は楽員たちの体に染み付いていたんでしょうね。彼らの思い出の曲として。また、アンヌ・マリーとフィリポフとの関係も、単純に「実は親子」という安直なものではなく、良かったように思います。

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