いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

オブリビオン

【概略】
遠い未来、地球はスカヴと呼ばれるエイリアンによって攻撃を受け、壊滅。生き延びた人類は地球を離れ、違う惑星への移住を余儀なくされていた。地球最後の監視に従事するジャック・ハーパー。彼はひとり、荒廃した地球に残り、高度3,600mの上空から地球を監視している。ある日、パトロールに出たジャックは地球に墜落した未確認の宇宙船で眠る美女を発見し保護をする。目を覚ました彼女はなぜか逢ったことのないジャックの名を口にするが記憶は断片的だった。そしてジャック自身、地球監視任務に就く前の記憶がないことに気づく。
SF


.5★★★☆☆
トム・クルーズ主演、化粧っけのないオルガ・キュリレンコさんが、何故かオセロ中島さんと菊地凛子さんっぽく見えて仕方なかった^;
カメラワークやSF的なガジェット類、遠くにかすかに見える建造物、文明が滅びた後の地球風景など、映像のスケールは圧倒的に美しく、洗練されている感覚がよい。

記憶改変、コールドスリープ、クローン…いかにもSFといった設定が、無機質的な映画雰囲気を高めていると思うのですが、主演二人の顔立ちが妙に生々しさがあって、切なさを感じるに至らなかった。
ただ、SFとロマンスというのは相性がいい。「切なさ」を感じられたらもっと面白かったでしょう!(映画としては十分楽しめました)
後半にわかるこの世界の謎、ヴィカ、ジャック、ジュリア、そしてビーチたち生き残った人間の抵抗。最期(といっても映画のラストではない)は少し感動してしまった。49が52に出会うのはラストの伏線だったんでしょうね。ただ、52の記憶はジュリアを覚えていて自分とうりふたつの人間と戦ったことだけで、サリーに対面しにいったこと、レコーダーを聞いたことまでは入ってないのでは…とは思うけれど。
副操縦士であるヴィカはジャックに惹かれていたのでしょう。しかし彼にはジュリアがいた。ジャックが自らの記憶を少し保っていたように、クローン・ヴィカもその記憶が残っていたのかもしれない。だからこそジュリアが現われた時にあんなにも動揺していたのかも。見終わった後は何度も聞いた彼女の「パラダイスです」の言葉が哀しく聞こえてきます。

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