いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

おもひでぽろぽろ

【概略】
現在の自分に漠然とした物足りなさを感じている27歳のOL岡島タエ子は、休暇を取って姉の夫の実家がある山形へ出掛ける。東京育ちのタエ子は、小さな頃から田舎のある生活に憧れていたのだ。旅の途中で、彼女はふと小学5年生の自分を思い出してしまう。
アニメーション


.0★★★★☆
この作品は小学生のときにみたんですよね。それでも当時も地味ながらも感動できた作品でした。91年、11歳。当時私は同じ小学5年生だ。
地味ですがとても大人な作品です。誰でも抱く何かよくわからない焦燥感のようなものが感じ取れ、揺れる心の機微がきちんと映し出されているのが素晴らしい。
主人公の少女時代と現在が交錯するストーリーは、自分も知らないはずの、心の田舎風景のよう。
読書感想文、きょうだい喧嘩、初潮、なんでもないようなホームルーム、パイナップルの味、分数の割り算、知らずに好きらしいと噂された男の子とか、そんなどうでもいいような些細な1コマが自分の事のように心に焼きつく。
忘れかけていた思い出から発起する自分探し。私もどこかに自分を落としているのかもしれないな、と思った。

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