いやいやえん

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個人の感想なのでネタバレしています

グエムル-漢江の怪物-

【概略】
ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河・漢江(ハンガン)。休日で人の賑わう河岸に突然、正体不明の巨大怪物“グエムル”が現れ、人々を襲い始める。さらに売店の店番をしていたカンドゥの目の前で、愛娘・ヒョンソがさらわれてしまう。カンドゥは父・ヒボン、弟・ナミル、妹・ナムジュと共に愛娘の救出に向かう…。
パニック


.0★★★★☆
徐々に姿を見せて恐怖感を煽るんじゃなくて、堂々と最初からその姿を目にすることの出来る迫力ある怪物というのが面白い。漢江の川べりをすばやい動きで走りぬけ、人々を襲って喰らっていく。両生類なのか魚類なのかわからないCGでつくられたその姿は醜い。また、巣に戻ってからは食べた人々の骨を大量に吐き出すなんてシーンもある。
ジャンルはモンスター・パニックだけれど、その実家族ドラマ…娘の救出にソン・ガンホさん演じる父どころか祖父、叔父、叔母がでてくるという血のつながりを意識した作り、その辺は韓国らしい作品でもある。
物語はどこかとぼけているような雰囲気で、B級モンスターアクションを思い起こさせられるが、このどこかゆるいコミカルさと大雑把さが韓国の味なのであろう。
韓国には兵役があるので、当たり前ですがその辺の一般人でも平気で銃が使える。この事が日本とは大きく違って面白さを増していますね。さらわれたヒョンソを巡って対立する公的機関の人々とのお約束の場面などもありつつ、後半は一家がなんとかして少女を助けようと奮闘する。家族それぞれが各々活躍するポイントもあり、ラストの物悲しさもまたいい味を出していたと思う。
緊迫した中に独特のユーモアとシリアスとが入り混じっていて、なかなかに面白かった。ある意味で、全体的に予想の斜め上展開なのが良かった。

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