いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

グッドナイト・マミー

【概略】
9歳の双子の兄弟が待つ家に帰って来た母親は、整形手術を受け顔全体を包帯で覆った姿だった。その日から、別人のように冷たくなった母を疑い始めた兄弟は正体を暴こうとするが…。
ホラー


.0★★★☆☆
大怪我をして顔を包帯ぐるぐる巻きで帰ってきた母は何かが変わっていた。別人ではないかと思う子ども達の疑いは頂点に達し…。
最初は包帯ぐるぐる巻きの母の不気味さに目をひかれるんですが、次第に疑心暗鬼の子供の狂気の方に恐怖が移っていきます。
「悪を呼ぶ少年」と言う昔の作品があるんだけど、これに似ている。ていうか設定とオチがそっくりそのまんま。そのためまさかと思うわけですが、そのまさかがまさかだったんだよね~^;
ジャケ画がどうみてもホラーですが実際には後味の悪いスリラーでした。
恐怖の対象物が逆転する様は良かったです。ただ、やはり「悪を呼ぶ少年」と同じ展開同じオチなのには、ちょっとがっかりしちゃいました。本来は驚くところなのでしょうが知ってるオチなのでまったく驚きも新鮮味もなかったのです。
この双子ルーカスの方は事故で既に亡くなっていて、そのショックで双子のもう一人のエリアスがその死を受け入れられずに、ルーカスが存在しているという行動を行う。そう、ルーカスはエリアスの心が作り出した虚像。勿論それは誰にも見えず…だから母も双子の一人にしか話しかけないし、飲み物も一人にしかあげないし、とにかく一人しか相手にしない…。
この1人にしか相手にしないというところで序盤からオチが読めてしまうんだけど、以前の母は、エリアスの心の傷を気遣って、ルーカスがいるものとして振舞っていたのだが、悪性のほくろの手術で家を離れたのをきっかけに、エリアスにルーカスの死を受け入れさせようとしていたのだ。だからエリアスには母が変わってしまったように見えた。しかしエリアスは、ルーカスの存在を否定する母が許せず、偽の母だと思い込むのです。
母親だと確信できないエリアスとルーカスは、母親を監禁状態にし拷問を加え始める。悲しいのは、どちらも愛ゆえということ。その尊い気持ちが作り出す誤解によって起こる悲劇が哀しい。

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