いやいやえん

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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

【概略】
“世紀の結婚"から6年経った1962年、グレース・ケリーは、いまだにモナコ宮殿のしきたりに馴染めずにいた。社交の場で女性が政治に意見するのは「アメリカ流」だと皮肉られ、夫のレーニエからも控えめでいることを望まれる。そんなある日グレースがヒッチコックからのハリウッド復帰の誘いに心を動かされたとき、レーニエは過去最大の危機に直面する。フランスのド・ゴール大統領が過酷な課税をモナコに強要、承諾しなければ「モナコをフランス領にする」という声明を出したのだ。
ドラマ


.0★★★☆☆
グレース・ケリーといえば、ケリーバックの元となり、気品ある百合のような顔立ちで皆を魅了し、若くして女優からモナコ大公と結婚という夢物語のような人、という印象しかありませんでした。
こんな事件というかドラマが裏にあったんですねえ。
ニコール・キッドマンが演じていますが、美人は美人だけどねー本物がこれだから。

ニコールとグレース・ケリーを比べてしまうのは、無粋でしょうね。
グレース・ケリーは、生涯「公妃」として演じ続けていたのでしょうか。
作品最大の見せ場でもある舞踏会のスピーチと公妃としての所作、そういったものを身につけ、これは物言える男性とは違う女性の戦いだったよね。
華やかさの裏に秘められたエピソードが満載で、当たり前だけど夢物語にも続きがあって、全部がハッピーとはならない。グレースは「自分の価値」という強みを最大限にいかして、モナコを救おうとするのです。
神父との対話で涙を流しながら説得されるグレースには、女優グレース・ケリーとして逞しく甦る力強さが感じ取れたよ。
赤十字舞踏会でのスピーチもそうだけど、密かに画策されてた大公簒奪計画がわかり乗り込んだときの「私は公妃です」という態度も凜としていてよかった。

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