いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

クロユリ団地

【概略】
13年前から謎の死が続いているクロユリ団地に、そうとは知らずに引っ越してきた若い女性・明日香は、隣の部屋から響く不気味な音に悩まされる。そして、隣室で孤独死した老人を発見してしまい、その日を境に周囲でおぞましい出来事が続発。老人の遺品整理にやってきた青年・笹塚の助けを借りながら、老人が伝えようとしていた事実を探るが…。
ホラー


.0★★★☆☆
甥っ子と札幌街なか観光の最期の〆に見てきました。甥っ子が見れるような作品で、レーティングもOKなのってこれくらしかなかったというのもあり^;
ま、微妙…というのが最初に思った印象でしょうか。途中から物語がかくっとかわってしまったみたいなね。全く怖くないという噂どおり、ほんとに全く怖くない。
恐怖が子供からやってくるというのも、ベタながら恐怖の元凶としてはいいネタなんだけど、見飽きたパターンではある。(これで怖ければ文句なかったのだが)恐怖の根幹であるものの背景が薄すぎるんですよね。家族を亡くした明日香、婚約者が植物状態の笹塚、孤独死した老人、隠れんぼで焼け死んだ少年。孤独がテーマだとは思うのですが、それを伝え切れなかった展開の無念さが残る。団地を舞台にしたのは、近くて遠い壁一枚の個々の生活があるからだろう。確かに一軒屋よりも何となく孤独感を感じる舞台ではある。
それにしても、笹塚があれだけヒロインにドアを開けさせないようにしていたのに、自分の心の弱みにつけこまれると簡単に開けてしまうのも、人間らしいといえば人間らしいけれど「えっそこで開けるの?」みたいなね。そういえば喀血してた霊媒師?の女性はどうなったのであろうか。
最初から違和感があった食卓風景が虚像だったことや、あの団地が呪われている的な事実があとからポポンと提示されてくるのも、やっぱり都合のよさというか展開ありきの演出を感じてしまった。序盤からタブーになっているある事件とか、やたらと引っ越す人々の風景とかそういうのが欲しかったかもしれない。
終盤のみのる君のCGもイマイチでした。怖くないし、気持ち悪くもないという…。炎にまかれる笹塚もだな。笹塚が引き込まれた焼却場も、あんな小さいレベルのものだったのかー。焼却施設ってもっと巨大なところを想像していました。
前田敦子さんの演技に関しては期待してなかったのもあり、またぶさいくな写りにも、特に別に…という感じでした(可愛さの欠片はどこへいったのか)。エンドロールで企画が秋元さんと出てたので、ある意味でなにかしら腑に落ちた感はありましたね。