いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ザ・ゲーム

【概略】
路上で絵描きをしている貧乏画家のミン・ヒドは、ある日偶然出会った老人からあるゲームに誘われる。それは、負けたら脳を入れ替えられてしまうというもので…。
サスペンス


.0★★★☆☆
脳を入れ替えるというところから楳図かずお先生の「洗礼」を思い出してしまいましたが、こちらは本当に入れ替えてしまいます。
ヒドがいつものように街頭で絵を描いていると、「君のおかげでゲームに勝った」という妙な電話を受け、その後、富豪の妻に連れられ豪華な屋敷に連れて行かれるんですね。屋敷にいたのは老いた老人カン・ノシク。ドンとつまれた札束の山をみながら「君が勝ったならあの金をやろう」と言う。その代わり、負けたならお前のその体をもらう。
一度は断るのだけれど、恋人の家の借金事情もあって、ヒドはゲームを受けざるを得なくなるのだった。ルールは簡単、適当にかけた電話番号で出るのが男女どちらかを選ぶだけ。
出たのが女性で勝った!と思った主人公だったが、実はオカマさんだったんですね。電話で「私は男だよ」といわれてしまった主人公は、男に賭けの対象を与えることになってしまうのです。
実際に脳脊髄を交換するだけで人間がいれかわれるのかはわかりませんが(まあ無理でしょう。それにしたって一日で目覚められる手術じゃないよなぁ…これは漫画原作なのでそれもありということで。)
老人はヒドの彼女の借金を返してやり、彼女に近づいていく。孤独を感じ、人の愛を知りたかったのか。なんだか見ていて哀れだった。
青年は元老人の妻に協力を求めるのだけど…一方チャットで連絡をとっていたこのカップルは、ヒドは思い出話をふってみてほしい、答えられないからと彼女へメッセージを送る。ヒドと元妻の思惑をしったカン・ノシクは元妻を殺害。唯一の味方でもあった叔父もまたギャンブルで命を落とす。金は人を狂わせるね、ほんと。ヒドの彼女もまた最近のヒドの様子の変わりようや答えられなかった思い出などで不安になり、カン・ノシクの邸宅へと押しかける。
それもあってか、ラストで今度は「記憶」をつかさどる部分をかけてゲームをするのですが、この賭けはカン・ノシクのほうが不利ですよね。しかしゲームは行われた。場面が変わってカップルがいちゃついているシーンへ。しかしあの煙草の吸い方。変わってません、変わってませんよ。記憶をも奪われるヒドという図。恐ろしいゲームでした。また、ラストで明かされる真実…先生の一言は重かったですね。