いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ザ・サスペリア -生贄村の惨劇-

【概略】
森の中のとある村では、人々が地面に空いた穴を信仰する独自の文化と規律を守って生活していた。ある日、村の若い娘・エイダは、次の生贄が自分であることを知り…。
ホラー


.0★★★☆☆
どうよ、この邦題。
あと全くもって怖いとかじゃないんですけど、不気味っつーか、一種の混ざりたくない、気持ち悪い感覚に襲われる作品だったなあ。
村の真ん中に掘られた穴を神と信仰する土着風習のある村、しかし穴神様には定期的に生贄を捧げねばならず…。さて生贄をどうやって決めるのかというと、村のトランス状態に陥った陶芸家が作る人面壺(Jug Face)が次の生贄の顔になっているのでした。
ある日自分が次の生贄だと知ってしまったヒロインのエイダが近親相姦で妊娠した身体でどうにか助かろうと人面壺を隠すんですが、それが穴神様の怒りに触れてしまい…という話。
登場人物は結構ゲスい感じだし、だいたい村の習慣である「結合」からして意味そのまんまですよね。子供を産むための「結合」と言う儀式が望まれている村で、オープニングでエイダはすでに兄と結合しているわけですよ。勿論「結合」には処女が望まれる。
さて怒った穴神様は、村人を惨殺していくわけですが、効果的なグロ映像は全くなし、穴神様視点でなぜか穴神様が村人たちを惨殺していく光景をエイダが白眼剥いて幻視する様子が描かれていくわけです。
…というか、そんな穴はやく埋めてしまえッと思ってしまうわけですが、穴神様に恐れ慄く村人たちの様子は真剣そのもので、人面壺というアイテムさえもあいまって、実に奇妙…というか居心地悪い感覚にさせてくれるのです。
タイトル借りした本作ですが、この内容からすると、もっとバタ臭い「人面壺の恐怖!-穴神様の呪い-」とかのほうがあっている気がしないでもないです。
冒頭のクレヨンで描かれたような儀式の流れ図はなかなか良かった。
…で、あの黒い人なんなの?おじいちゃんと一緒だったけど。