いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ザ・チャイルド

【概略】
子供が生まれる前にふたりだけで最後の旅行をしたいと、休暇を利用しスペインの孤島にやって来た新婚カップルのフランシスとベス。島に着くと、なぜかそこには子供しか見当たらず…。
ホラー


.0★★★☆☆
スパニッシュホラーの傑作「ザ・チャイルド(1976年)」がメキシコ製作でリメイクされたようです。無垢な子供たちがあどけない表情を見せながら大人たちを殺戮するという不気味さ、後味の悪さを残すラストはやはり戦慄です。
テーマというか煽りはやはり【誰が子供を殺せるというのか?】ですね。大人たちの根付いている倫理の盲点を突いていると思います。
妊娠している妻と夫がプンタ・フエカ島に着くと、何故かそこには子供しか見当たらない。不審に思っていると、老人がいきなり杖で殴られる。子供達は楽しそうにその後も老人をなぶり殺しにする。

生き残りの男性から話を聞くと、昨晩子供たちがいっせいに覚醒し笑い叫びだし、大人たちを殺し始めたと。父親を呼ぶ子供の声。「パパ!」「やめろあれはもう別人だ!」しかし生き残りの父親は付いていってしまう。そして無残にも殺されてしまう。夫婦は島からの脱出を試みようとするのですが…。
やむを得ず銃で撃った子供の血が壁を伝うシーンはオリジナルにもありましたが、「どうして子供を殺したの!」そう嘆く妻の言葉もむなしく響きます。人体を解体し、耳と指はネックレスに、頭部はおもちゃにされ無邪気に遊ばれる。もの以外は極普通の光景。おなかに触られたため、妻は胎児に殺される。
ストーリーはほとんど同じライン。でもやっぱりオリジナルは超えられない。現代風にアレンジされている部分が、不気味さを半減してしまっています。やっぱりオリジナルは面白かったなー。