いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

真田十勇士

【概略】
関ヶ原の戦いから14年。名将として世間から尊敬を集めていた真田幸村。しかし、実は気弱な腰抜け男の幸村はある時、猿飛佐助と運命的に出会い…。
アクション


.0★★★☆☆
がっかりです。スペクタクル大作とか書いてる割には正直微妙な作品です。時代劇を求めて鑑賞するとがっかり加減が半端ないと思います。最近の映画とかドラマにありがちではあるんですが、合戦が描けてないし、エンタメと言う事にするにはなんとも独特の味付けなんですよ。
同タイトルの舞台では(見たことないけど)役者の熱が観客にも伝わるので、「おもしれえ」にも説得力が生まれると思うんです。けれど映画ではとかく才蔵じゃないけど、「行き当たりばったり」ばかり。到底勝てそうにもない状況であるのに、「勝ててしまう」という状況を作る戦略がない。忍と十勇士率いる軍が一生懸命やってれば勝てる。まるでそんな漫画のような展開に陥ってしまっている。そんなんで「徳川軍との戦」は成立しないでしょう。徳川家康が大軍を率いても勝てない理由をちゃんと見せてもらいたかったよね。
基本的に腰抜け幸村が「本物」になる映画なのですが、それも腰抜け度がたいして伝わらない。ちゃんとできるんじゃん、と思ってしまう。
実は喜劇として描きたかったのかもしれない。しかしその割にはクスッとでも笑える要素は少ないし、よしんば真田幸村が腰抜け侍だったとしても、周囲が知恵者で揃っていれば問題ないでしょう。ところが、キャラが個性として固まってるのは少なく、まさに空気。またエンディングの歌の似合わないこと。エンドロールではその後を漫画チックに説明しているが、これもギャグのつもりなのかもだが要らん。滅びの美学を打ち消しているしで、要は中途半端なんですよね。
監督の独自のセンスが合わなかったと感じる一本で。