いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

砂漠でサーモン・フィッシング

【概略】
イエメンの大富豪から「砂漠で鮭釣りがしたい」という夢の実現を依頼された水産学者・ジョーンズ。不可能だと一蹴するも、それはやがて国家プロジェクトへと発展し…。
ドラマ


.0★★★☆☆
ユアン・マクレガーさんとエミリー・ブラントさんです。
砂漠の国・イエメンに鮭を泳がせる、という前代未聞の国家プロジェクト。任されたのは、不器用な水産学者とコンサルタントの女性。
自称変わり者のジョーンズ博士は、砂漠で鮭釣りなどは無理な話と突き放すが、コンサルタントのハリエットは、ことごとく反論する。雨期もあるし、ダムも造ったし、気温も適正。資産家のシャイフ・ムハンマドは理想に満ちた夢想家で、実際彼に会ったことからジョーンズも彼のその理想に惹かれてしまうという始末。
「釣り人たちはテロリスト」の言葉には笑っちゃいました。200万の釣り人達をとり込む政策と脅しの内容も。
国を西欧化するのかとイエメンの一部の人が暗殺や邪魔さえ決行しようとするくらい、このプロジェクトは荒唐無稽なものだったのでしょうね。

シャイフが素晴らしい人物で、彼の夢にみている人も引き込まれる。ラストで生き残った鮭に希望を見いだし、いつの間にか惹かれあっていた主人公たちもハッピーエンドに。
首相広報官役のクリスティン・スコット・トーマスさんが嫌味ながらもコミカルな一面をみせるいいキャラクターでしたね。時折挿入される首相とのチャット風景がまた可笑しい。
ぼーっとした学者が似合うユアン。ハリエットとの恋愛がらみの話は薄めだけど、全体に深くなく軽めのタッチで描かれているのでみやすかったです。