いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

サベージ・キラー

【概略】
結婚式を控えた聾唖の女性・ゾーイは旅の道中にギャングに拉致され、繰り返しレイプされてしまう。一夜明け、奇跡的に息を吹き返した彼女は、ギャングたちへの復讐を決意する。
ホラー


.5★★★☆☆
リベンジ・アクションには間違いない。けれど、これ「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」系の作品ではなかったです。つまり、単なるリベンジアクションではないの。そこに「ホラー」がつくんですよ。
主人公を凌辱した男達の一人の曽祖父が、その昔アパッチ族をたくさん殺し、大酋長をも虐殺した人物とのことで、主人公にそのアパッチの霊が乗り移って復讐するという…もう人間ではなくなってしまうという設定。
聾唖のヒロインは男達に陵辱されつくして瀕死の状態のまま埋められるのですが、原住民の男性に助けられ呪術的なもので甦ると、まるで別人のように(最早別人なのです)、一人目の相手(保安官だった!)のはらわたを引きずり出し、止めようとした男の眼球にビリヤードのキューをぶっ刺すという猛攻に出る。これがなかなか楽しい感じ。体は腐りながらも生きている、ゾンビ系リベンジアクションか?
ヒロインのこの設定がこの映画の肝であり、また最後には死んで行くというのが哀しさすらあった。
鬼畜なグロ映画で痛々しい場面が多く、観る人を選ぶとは思いますが、なかなか斬新な設定で面白かったですね。
ただもったいないのはグロ描写がさほどでもなく、演出だと思いますが、ドーンと見せる感じではなかったのが惜しい。メインはアパッチ族の魂とともに復讐に走る不死ヒロインのリベンジなんでしょうね。
強い女性って素敵。