いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ザ・ホール

【概略】
N.Y.から田舎町のベンソンヴィルに越して来たトンプソン一家。家の地下室の床に謎の扉を発見した兄弟は鍵をこじ開けるが、以来奇怪なことが起こり…。
ホラー


.0★★★☆☆
先がみえない暗くて深い穴。引っ越してきた家の地下室で鍵をかけられた穴を見つけたときから、子供たちに不思議なことが起こり…。
結局のところあの「穴」は、その人の「恐怖心」に沿っているというもので王道なホラーものであり、ホラー映画という点では物足りないけれど、子供の視点から見た恐怖そのものが上手く捉えられていたと思う。各キャラの恐怖の対象がストレートに映像化されているので、これほどわかりやすいこともないでしょう。
配役が、主人公に「ダレン・シャン」のダレン役、その弟に「ミスト」の息子役、ヒロインは「ラブソングができるまで」のヘイリー・ベネットという豪華さなのですが、ちょっとTVM的?
前の住人カールが描いたスケッチをつなげると一枚の絵になるところはなかなか面白い。
弟ルーカスはピエロ、隣人のジュリーは幼い頃の友人の事故死、お兄ちゃんデーンは暴力的な実父と、恐怖の象徴がそれぞれに具現化して襲ってくるのですが、精神的にそれに打ち克つことが出来れば、恐怖がなくなり全てが終わる。それまでのそれぞれの対決が見ものでしょうか。自らの深淵を見返すことが出来ないのであれば、穴に飲みこまれてしまうのでしょう。恐怖との決別をした彼らは闇から逃れる。ラストではただの床下に変わっていたけれど、母親の昔の恐怖のひとことで…。