いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

サン・オブ・ゴッド

【概略】
生まれながらにして暗殺の標的にされたイエス。彼が、なぜ時の権力者から危険人物とみなされ、十字架に架けられなければならなかったのか、歴史と政治から解明していく。
史劇


.0★★★☆☆
イエス役ディオゴ・モルガドがイケメン。イケメンすぎるイエスってのが話題先行した作品ですが、別にいいじゃない、本物のイエスの顔なんて誰も知らないんだし、ニコニコしている雰囲気が優しげで、実際にはハゲでぶのおっさんだったのかもしれないけど、それよりも清浄さを感じるし。
色んなキリストものの映画を(一応)みてきましたし、幼稚園がキリスト教系で、日曜学校にも通って、クリスマス劇の聖母マリア様役にも抜擢された事もある私ですが、聖書ももってるのに詳しくはないけど、わかりやすいストーリー展開であったと思う。あれ?って思うところや思い切り無くされてる箇所もあるこたあるが、映画なんだから仕方なかろ。
それと12使徒の面々もなんか良いのである。語り部のヨハネ、ペトロ(ペテロ)、マグダラのマリア、マタイ、トマス、ユダ…。

独自脚色の部分もあります、これはあくまでも聖書をもとにした「映画」。だって福音書をさー130分ちょっとで描けるわけがないんですよ。
確かに、例えば「パッション」など他キリスト映画と比べると無難なつくりというかインパクト的には弱いですが、心に突き刺さる言葉・伝道の数々が必ずどこかにあるはず。
処女受胎からはじまり、海の上を歩き、ラザロの復活や、磔刑など、有名な奇跡のエピソードを織り込みながら、イエスが行った伝道活動の軌跡を描いた本作は、それだけでも見どころがあった。
ゲッセマネでのイエスの描写は、ちょっとナイーブ過ぎる感じがしたけど、怯えるイエス様ってのも萌える~(えっ)。でも、イエスの顔立ちは優しげすぎて「パッション」のジム・カヴィーゼルさんのほうが個人的には好き。

ある程度の聖書の知識は、おおまかでもないよりあったほうがいいですね。結構スピーディに進むので。気になったのは、聖書と異なる「順番」でしょうか。何か意図があったのかな?あとは聖書そのものの言葉を使用しているため、人によっては意味不明に感じてしまうこともあるかもしれない、と思いました。イエスの軌跡の「総集編っぽい」のも難点かな。
個人的には、なぜか日曜教会でよく読まれてた福音書の一説の主題である「マタイ」が結構登場するのが嬉しかったかも。
この映画をきっかけに聖書を改めて読み、違いについて見比べてみるのも面白いかもしれない。