いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

惨殺のサイケデリア

【概略】
警察に連行された不審者・ンは、人を殺したと告白する。だが、被害者宅へ行くと本人は生きており、ンは釈放される。ところが翌日、名指しされた男が遺体となって発見され…。
サスペンス


.0★★☆☆☆
殺 し の 童 話、 読 ま せ ま す―――。
童話<フェアリーテイル>から描かれた絵による殺人予告。無惨な連続猟奇殺人の果てに待つ、殺意の真相とは?
パン兄弟の弟ダニー・パン監督作品。
導入部から前半にかけて、見ていて不快な雰囲気で満たされた。
先に鑑賞した「極限探偵」シリーズ全3作品(「影なきリベンジャー」「冷血のレクイエム」「コンスピレーター 謀略」)は兄のオキサイド・パン監督作品だったけれども、こちらは弟のダニー・パン監督作品。どちらかと言えば、兄のほうが構成が上手いと思います。
ドーランを塗った挙動不審のンが保護され、人を殺したと証言。主人公刑事が仲間と被害者宅に出向くとそんな事実はなかった。しかし翌日になって発見された死体が、刑事たちが訪ねた人物だった。当然ンが容疑者になるのだが、釈放したため行方知れず。そしてこの犯人が起こしている猟奇殺人が、童謡をモチーフにした見立て殺人であることが判明するんですね。
自閉症の女性画家、主人公の息子も自閉症。そう、この作品は「自閉症もの」だったんですね。そんでもって保護されたり捕まったりするも、すぐ釈放される犯人。これは犯人が一枚上手っていうわけではなく、刑事たちが間抜けすぎるってことなんだよね^;ここまで役立たない警察もないわー(刑事ものなのに)。それに自分本位で善人ではない主人公です。
しかし、犯人の犯行動機が意外というか、死の鉄槌を下した事が結果主人公に手柄を立てさせる事になるという、二重のこの目的には「ぇぇ~@@;」という声があがった^;
自閉症の息子の笑顔を取り戻す結果には繋がるものの、オチからくるそれはちょっと設定が雑。犯人も、吃音だったのに最後は饒舌になるのもなんだか違和感が残る。精神病患者を歪んだ形で描写しているのも、なんか、あまり印象によくない。これはいち個人としての感想。犯人ラストがあまりにも杜撰で面白くないんだよなあ。