いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

サンドラの週末

【概略】
体調不良から休職していたサンドラは、ようやく復職できた矢先の金曜日に、上司から解雇を言い渡される。解雇を免れる方法は、16人の同僚の過半数がボーナスを諦めることだった…。
ドラマ


.5★★★☆☆
月曜日、見つけ出すのは自分が活きる証。
仕事を続けるための条件…16人の同僚のうち過半数がボーナスではなくサンドラを選ぶこと。これ、とても難しい話ですよね。他人はどうでもいいと思っている大半の人はボーナスを選ぶでしょう。でも…本人を目の前にして、果たして良心は動くのだろうかといった話。
勿論生活がかかってはいるのですが、それでも夫の優しい叱咤激励があってこそ、サンドラは前向きに頑張れたのだと思う。家族の応援と、自分の勇気。だって、いえますか?「私のためにボーナスを諦めて」社長が決めた案らしいが、ひっどい案ですよ。それ(誰だって1000ユーロ欲しい事情がある。でも私を選んで)をいわなければならない。しかし無記名投票だ。電話や応対では「わかった投票する」といってはくれても、無記名なら…とボーナスを選ぶ可能性だってある。普段から仲良くしてても居留守を使われる。しかし快く「君の親切を思い出した」と引き受けてくれる人もいる。正直に「病み上がりは使えない」とか「16人で間に合ってるのに君を雇うかな」とズバリと言ってくる人もいる。
結局8:8で過半数以上にはならなかったが、金曜日からの泣き・焦りまくりのサンドラと、月曜の颯爽としたサンドラは、最早別人のごとくに心が大きく成長し、前向きに勇気ある決断をしてくれた同僚に感謝の念と共に毅然とした部分がみてとれた。たった2日の出来事でも、人間は大きく変われるというものを見せてくれたような気もする。結局置かれた状況は悪くなったが、サンドラはもはや金曜日のサンドラではないのだ。