いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ザ・マシーン

【概略】
国防省の依頼を受けアンドロイドを開発していたヴィンセントは、瀕死の重傷を負った助手・エヴァの脳のデータをアンドロイドに移植するが…。
SFアクション


.0★★★☆☆
西側諸国とと中国の間で戦争が勃発しているという設定はちょっと現実味あるかな。で、主人公の科学者ヴィンセントは軍の研究施設で自己認識可能なアンドロイドの研究を進めているのだが、助手のエヴァが中国側の暗殺者によって、瀕死の重傷を負う事件が起こる。エヴァの脳データをアンドロイドに移植し、アンドロイドとして彼女を蘇らせるのだが、アンドロイドは次第に自意識に目覚め、軍側の思惑とははずれた行動をとるようになり…。
アメリカ的な娯楽SFとは違い、重めです。でもこの地味さ加減がイギリス映画らしい。ヴィンセントの科学的背景にあるものは、命が尽きかけている娘の「意識」を救いたいということ、なんですよね。ドラマ部分が多めなのも、地味さを加速する要素の一つなのかもしれないです。
個人的には嫌いじゃないです、こういうの。人間の意識に目覚めたマシーン、人かアンドロイドか、見たいな展開。「ブレードランナー」に最も近い…というキャッチはどうかと思いますが、色んな似たSF作品を模倣したようにもみえつつ、独自なSF世界観を構築していると思います。なかなか面白かった。
アンドロイドを作る手順なんかが見た目的にも面白いものでしたね。赤い液体を透明な体の枠に流し込んで筋組織を造って行く感じ。
エヴァに似せて作ったアンドロイドは頭が良く人間心理をももっている「殺戮の天使」。このエヴァ役の人が熱演してて凄く良かったですね~。
インプラントされた者が話す言語は「会話にならない」のではなく、新人類としてのもっと特別な卓越した言語で話していたのだ。彼らにエヴァが何事か話していたのは、協力を求めていたのだね。
ヴィンセントの「意識」として甦った娘とともに、みたがっていた朝日を前にするエヴァのカットでラストでした。