いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

坂道のアポロン

【概略】
1966年初夏。高校一年生の西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州へ引っ越してきた。それまで優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きのワル"と恐れられる破天荒なクラスメイト・川渕千太郎との出会いが彼を変えていく。千太郎を通じて知ったジャズの魅力、そして初めての「友達」と呼べる存在。仲間と奏でる音楽がこんなにも楽しいなんて! 千太郎の幼なじみで心優しいレコード屋の娘・律子、ミステリアスな上級生・百合香、憧れの兄貴分、淳兄…。アメリカの文化漂う海辺の街を舞台に、友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する青春群像劇。
アニメーション


.0★★★☆☆
おススメです。と言われて早々に借りてきた本作。4巻全12話。
OPの疾走感で惹かれました。
薫と千太郎が意見のくい違いでその友情が歪んだとしても、それを解決するのはやっぱりジャズのセッションだったっていうのが爽やかで胸を熱くさせる展開でした。60年代と言う時代背景も良かったように思います。
確かに駆け足だった感覚もあるのですが、12話だし、仕方ないのかなとも。主人公らとくに千太郎の生まれた背景そしていなくなってからのラストの選択には、胸がじんとしましたが、それもやはり時代背景があってこそだなあと感じましたね。現代アニメだったら「ふーん。…で?」になってたかもしれません。
原作が少女漫画なのでプリキュアの隣の「少女アニメ」棚にあったことが驚きでしたが(笑)確かに少女漫画らしい悶々とした青春模様が繰り広げられてたかも。でもそこをジャズのセッションでカバー。爽やかで凄くキラキラした青春アニメでした。難といえば、もうちょっとジャズセッションシーンが欲しかったです。
ゆりかさんよりも、やっぱりヒロインのりっちゃんが可愛くていい子で。方言女子は可愛いといいますが、ほんとですね。薫の眼鏡はずしが「きれいな顔しとるわ」のアピールだったってのはのちのちちょっと笑いましたが、恋、友情、セッションがこの主人公らなら「あり」だなと感じられる作品だった。
ラストの8年後、医者になった薫と神父見習いとなった千太郎とのパイプオルガンとドラムのセッションが繰り広げられる所は、「うわ~~~」と思ったよ。チャ~チャ♪チャッチャッチャッチャ♪モーニン♪(「Moanin'」有名曲ですね)そこから坂道を駆け下りた先に笑顔のりっちゃん。上手い終わり方。