いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

幸せの行方...

【概略】
大富豪の御曹司と一般家庭の女性が大恋愛の果てに結婚。誰もが羨む幸せを手に入れたと思われたが、少しずつ歯車が狂い始め…。
サスペンス


.5★★★☆☆
NYの未解決事件…実在の不動産王の息子ロバート・ダースト氏の周辺で起きた夫人失踪事件と殺人事件を基にしたサスペンスドラマ。ライアン・ゴズリング、キルスティン・ダンスト主演。
出会いは偶然、そして幸せな恋愛、結婚。しかし…彼女が妊娠したことから、中絶を強要する夫。次第に、少しずつ、歯車が狂っていく…。
子供は欲しくないってちゃんとわかっていた事だし、デイビッドの本性が剥き出しになる暴力性も酷い(彼女はお隣にベランダから避難しています)。まるで別人のようになった夫に対し、愛犬が殺されたときの疑惑の眼差しが最後、ケイティは行方不明になってしまいます。
もともと母親の自殺を目撃した事からの精神的負担が大きく、暴力性と(父親に対しての)抑圧的な脆弱性を内従していたらしいデイビッド。両極端な人間性を上手いこと演じわけられていると思います。
しかし、女性が黒いビニール袋に詰めた重そうな「なにか」を、車から降りて川へ捨てるシーンを映しだす展開は、やはり、女装したデイビッドがケイティを殺したと考えるのが自然な演出であろうと思う。デボラはそのアリバイの手助けをしたと考えられる。殺人については正当防衛が認められたものの、妻の失踪に関しては謎はそのまま残される。後味の悪いラストです。
ロバート・ダースト氏はまだ存命で不動産業を続けているとか…だからこそあまり突っ込んだ展開には出来なかったのかもしれませんね。でもこれ脚本的には絶対的に殺しがあったといっています。ぞっとしますね。