いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

幸せへのキセキ

【概略】
最愛の妻を亡くしたベンジャミンは、新しい人生を始めようと郊外に家を買うが、そこには閉鎖中の動物園が付いていて…。
ドラマ


.0★★★☆☆
素敵な作品でした。妻を亡くしたベンジャミン・ミーが新しい人生を始めようと郊外に家を買ったら、閉鎖中の動物園がついてきた!という一見ユーモアミングなお話。そして家族とともに動物園を再建する中で、家族との絆を取り戻すという話ですが、驚いたことに何と実話に基づいた話だそうで。
飼育員たち、再オープンを待ち望む地元の人々、そして家族みんなのサポートを得て動物園再建を目指すのですが、そこはそれ当初は上手くいくはずもない。
何気ない場面で映し出されるマット・デイモンの顔。この人、いつの間にこんなに巧くなったんだ。転機のように、展開が変わっていく。いい方へ押し出されていく。
また、母親を亡くした反抗期である息子との対話を避けてきたベンジャミンが、本音でぶつかって、年老いたベンガルトラのスパーの死の際の悲しみを共有する事によって、より絆が深まっていくといった、ベタだけど素直に納得出来る描写があった。悲しみを父と息子が共有出来たときに心が通い合って、母親(妻)の死を受け止める事が出来たのかも。私は数年前に亡くした大切に飼っていたウサギのプーを思い出した。最期を看取ったのは私だったから。
困難でも、その先にある未来が明るい光を照らしてくれます。やわらかく、あたたかく、優しく。出会ったときの奥さんの柔らかな表情のように。
スカちゃんの美人なのに動物園の飼育チーフというカッコイイところもなかなか似合っていて良かった。
子役のマギー・エリザベスちゃんが凄く愛らしかったですが、それ以上に父性を感じさせるマット・デイモンの演技が素晴らしかったと思います。ただ動物園の全貌がオープンになるまでよくわからなかったのは残念かな。
たった20秒の勇気、これもいい言葉でしたね。