いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ジェサベル

【概略】
交通事故で愛する人を失い、車椅子の身となったジェサベル。失意の中、父が暮らす家に戻った彼女は、亡き母からのビデオレターを発見するが…。
ホラー


.0★★★☆☆
交通事故で恋人とおなかの子を失ったジェサベルは車イスの身となり、失意の中、父が暮らす旧家に戻る。ある日、ジェサベルは亡き母の部屋でたくさんのビデオテープを見つける。それは母が自分に向けて残してくれたビデオレターだった。幸せを感じるジェサベルだったが、ビデオの中で行われる母の占いが進むにつれ、身の回りに不可解な現象が起こり始める。そして、ビデオテープを捨てようとする父と口論となったジェサベルは衝撃の言葉を放たれる。「あれは、母さんなんかじゃない─。」 はたして、ビデオの女とは、その女が語りかけている「ジェサベル」とは誰なのか?
かなり強くJホラーを意識した作りに見えました。不気味な少女霊。「あなたは死んでいるのよ…!」と言うビデオの中の母。そして、お前のものは俺のもの(これはジャイアン原理ですが)。
「呪いのビデオ」に刻まれた怨念が、主人公に襲い掛かるーみたいな宣伝は、必要なかったような。
怖いというよりはやっぱりブードゥーは特殊な宗教だなあ、とそんな印象が残る作品だった。
ラスト畳み掛けるように真相が発覚していくのでここで書くのは無粋ですが…母とモーセとの間の黒人の子ジェサベル。子供を受け入れられなかった父は子供を殺し、モーセも殺したのだ。子供は教会の使徒たちによって清められ埋められ、母親は銃で自死。そして父は罪悪感に駆られたかのように白人の子を養子にとった、それがジェサベル。「この家にいる二人の女」というのは、すなわちジェサベルでありジェサベルである。
でも、本当の「ジェサベル」が湖から引き上げられた後入れ変わるのは、なんだかいかにもな感じであまり好きになれなかった。湖の中の彼女は、まるで「ジェサベルの象徴」であるあのブレスレットを取り戻して、助けてくれるかのように思えたから。