いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

終戦のエンペラー

【概略】
1945年8月30日、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)を引き連れたマッカーサー元帥が、第二次世界大戦で降伏した日本に降り立った。直ちにA級戦犯の拘束に乗り出した彼は、知日家であるフェラーズ准将に、ある極秘任務を命じる。それは「この戦争における天皇の役割と、戦争の真の意味での責任者を10日間で突き止めろ」という内容だった。日本人女性と恋に落ちた過去を持ち、日本文化をこよなく愛しているフェラーズは、この任務を通して崩壊寸前の日本を助けようと決意。さっそく東條英機元首相を始め、日本の元要人たちに次々と接触していく。だが連合国やマッカーサー、さらに日本側の思惑が複雑に絡み、調査は予想以上の困難を強いられていく…。
ドラマ


.0★★★☆☆
天皇の戦争責任を問うという日本人には禁断の映画なのかと思っていたら、やっぱりアメリカ・ハリウッド製作の映画だったな、といった印象。
マッカーサーが来日したときに、日本兵が背中をみせている所はまあ実際にあったことだし納得出来たが、焼け野原を昭和天皇を乗せた車が進んで行くなか、当時の日本人が天皇に対して背中をみせるなんておかしいのでは?
監督が「真珠の耳飾りの少女」の方だったので期待したのだが、正直がっかり。要求する事は確かに難しいのかもしれないが…。
主人公フェラーズ准将の恋愛話が話の50%くらいしめているのだが、そこから日本のことを知るというのは皮肉というかなんというか。
戦争責任は、天皇にあったかなかったかという日本人が避けてきた話題は、天皇自身が、非があるのは自分個人であり日本国民ではないとたどたどしい英語で説明するシーンで日本人も溜飲を下げるであろうと予想されるような映画的シーンだった。
とはいえ、重々しい話だったらそもそもこの映画を手に取ることはなかっただろうから(笑)ある意味で、映画的な映画のほうでよかったのかもしれない。