いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

【概略】
100年以上前、突如現れた巨人たちに人類の大半は食われ、文明は崩壊した。生き残った人類は巨大な壁を三重に築き、その内側で暮らしていたが…。
アクション


.0★★★☆☆
劇場上映当初から観客はおろか批評家・関係者からも非難轟々だった本作…。

これは…初めて「進撃の巨人」に触れる人たちには「こんなもんか。ふーん」でそこそこ楽しめて、原作ファンは激怒しても仕方ない。というか「これは進撃の巨人ではない」と皆言うのでは?私もそう思うもん。
如何せん、映画オリジナル脚本部分が超がつくほどつまらん。映画ならではのオリジナルキャラクターもいらんし、リヴァイ兵長がおらずシキシマなるオリキャラにいたっては、こりゃ心臓を捧げたくなくなってくる。俳優の使い方にも疑問…。原作キャラ選はそんなに悪くない。とくにハンジの石原さとみさん。
巨人らのCGはそこそこ良く出来てて、人間っぽさを微妙に残した気色悪く異様な感じ。人間捕食シーンは結構残酷で悪くない。冒頭の巨人襲撃シーンは不気味で結構良かったのに、ストーリーが進むにつれ「なんだこれ…」になっていく。進撃の巨人っ「ぽい」映画を見せられてる感覚。
皆がみたいのは、巨人を相手に立体機動装置で戦うシーンなどであっただろうに、実際に見せられたのは淡々としたしょーもない陳腐な人間ドラマ。緊迫感を削ぐ呆れさせる演出の数々には閉口しました。なに、あの長々と続く色恋沙汰のくだりは(心臓を捧げる覚悟をしたのに巨人がウヨウヨいるなかいちゃつき始める、子持ちは嫌?とか)「え、なんでそうなるの?」となる展開があまりに多すぎた。しゃべるなといった直後の無駄話行進とか、シキシマのりんごを食べながらのミカサとのいちゃいちゃで、展開が突飛過ぎて既についていけない観客とは違い、エレンがブチ切れて叫んで、「また巨人呼ぶ気?」と嗜められると一気に冷めるテンションとかさ~。そういう細かいダメ出しが多くなると、次第に見てる側も心に鬱屈したものが溜まっていくんだよ。
アクション映像も、CGまるわかりのうえに安っぽい。しょぼい。立体機動装置をうまく表現したとはさすがに言えない。
現実味あるべきポイントが漫画で、漫画であるべきポイントがリアルだったのかも知れない。
特に「??」と感じたのが、馬を使う予算が無かったのかもしれないんだけども「なぜか装甲車で壁の修復作業に向かう」ところ。装甲車だぜ?そんな科学力があるなら…って思いません?
キャラクターやストーリー、演出に痛々しさが激しく感じられて見ていられない。映画は設定が違うので色々と中途半端。未完結の物語ですから、当然改変があるのはわかりますが、それにしても改変の仕方が酷い気がします。原作漫画やTVアニメ版に思い入れがある人にはこれはお勧めできない。劇場版アニメの前篇をみたほうがわかりやすい…とも思う^;
しかも長尺一本で出来るところを2本にわけるという意味不明さ。それでもさらに酷いらしい後編(エンド・オブ・ザ・ワールド)もみるけどね!