いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

人肉レストラン

【概略】
料理評論家のマルコスは、世界の珍味の会食でエバという女性に出会う。後日、エバは人食いを行っているレストランの招待状を持ってマルコスの下を訪れ…。
ホラー


.0★★★★☆
豪華に、厳かに― 限られた招待客だけが集う、秘密のレストラン。食されるのは究極のグルメ―“人肉"。贖罪と狂気の物語からあなたは逃れられるのか!?
冒頭から、母親の死体を食べていた少年という話。OPとEDクレジットもなんか素敵、好みです。繊維にそった筋肉ですかね。さすがスペイン、センスあるー。
招待客だけが参加できる「秘密のレストラン」について調査して欲しいと頼まれた主人公が、その招待客になるというものなんですが…、タイトルどおり、人肉を使っているんですね。
…なんですが、これが凄絶!虐殺!グロ!というよりは、驚くほど簡単にきれいに捌いてくれるんで、凄く料理っぽいというか…扱いも豚や牛と変わらないというか(料理って残酷ですからね)。人肉といわれなければ鶏肉とでも思っちゃうんじゃなぁい?という感じ。
よく恐怖を与えたりすると肉が不味くなると言う話があるけれど、人間に対して同じ事は通じるのかしら?
恐怖で尿を漏らす女性の姿がリアルでした。
捕まった人たちと、調査を進めるマルコスの描写が交互に映し出され、男性の毛を削いでいく姿などが家畜に対して行っているものと同じで、上手く逃げて助けを求めた先がレストランのオーナーだったなんてくだりは絶望的ですが王道ともいえるものでした。
ディマスというオーナーは冒頭の少年の成長した姿。人肉を食べずには帰れない。常連客らしい人々に囲まれ、マルコスは…。
日本料理のフグ毒の伏線がラストに繋がるんですね。愛好家たちを一網打尽にしちゃうラストは痛快。モラルを捨てられなかった主人公のリベンジが炸裂して後味爽やかな作品になってました。
尺が短いのもあって、大変面白かった!