いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

スイッチを押すとき

【概略】
多発する10代の自殺を調査するため、国家は10歳の子供たちに自殺装置のスイッチを持たせて監禁し、自殺に至る心理を観察していた。多くの子供たちがスイッチを押し死んでいくが、7年間生き続ける6人の子供がいた。
サスペンス


.0★★★☆☆
子供の自殺が増えた近未来、原因究明の為に無作為に選ばれた子供たちの心臓に起爆装置を埋め込み、そのスイッチをそれぞれに渡して、自らスイッチを押して自殺するまでを観察するって…^;どうなんだろうこの設定。やっぱりなーの山田悠介原作作品だった。
最初は結構な人数がいたらしいが、7年後の現在6人を残すのみとなっている。ここに新任看守として南いう青年がやってくる。彼は実は7年もの間生き残った残りの青少年たちを自殺させるために来たのだった。
実は南も対象者で生き残っており、残りの6人を自殺させれば自由になれるといわれていたのだった。
すぐ楽に死ねるのに、7年も自殺しないって事は、相当何かがなければ残りの6人は自殺なんてしないでしょう。南は言う「人は絶望の中に死ぬんじゃないんだ。希望を失った時に何かを諦めるんだ。」と…。
個々の事情に合わせた飴鞭作戦が功を奏してか、順々に死亡者が出て行く。
しかし、起爆スイッチがあまりにも簡単に投げ捨てられる事や落としてしまう事などを考えると、この設定があまりにも杜撰なものにしか思えなくなる。やっぱりこの原作者の作品って奇抜な設定が面白いだけなんですよね。冷徹に今まで色んな被験者に触れてきたはずの南が急に心変わりしたりとかも。
ただ、南と真沙美の逃避行からの一連すら、もし計画の一部であったのなら、それは相当に恐ろしい事になりますが、そうはならなかったようですね、ラストのカチという音は南のスイッチでありましょう。自分で言っていたように、希望を失った時に生を諦めてしまうんでしょうね。