いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

スウィートホーム

【概略】
テレビ取材班5人がフレスコ画家、間宮一郎の遺作が残る屋敷にやってきた。壁画を修復すると壁面から連作と思われる別な絵が現れた。 着々と取材を進める一行に怪奇現象が忍び寄り取材を断念、引き上げる準備を始める。 しかし犠牲者が出た上、エミが捕われてしまう。呪われた屋敷からエミを取り返し脱出できるのか…。
ホラー


.0★★★★☆
小さい頃これほんと怖かった…。今見たらあまりの古さ+チープさにびっくりでしたが、それでもこれもトラウマ作品の1つかなー。DVD化されてませんので、自宅保管のビデオをあさってみつけました。これファミコンもありましたよね。それがバイオハザードの元だというのは有名な話。
邦画なんだけど洋館が舞台のせいなのか、特殊技術監修が外人さんだからか、どこか洋ホラーっぽいです。あまり日本を感じさせません。屋敷系和製ホラーの怪作だと思う。
舞台は、フレスコ画家間宮一郎の妻である間宮夫人の、自分の子供を焼却炉で焼き殺してしまったという深い絶望と怨念が渦巻く屋敷。
フレスコ画と対極にある壁画の不気味さと、影の使い方がとくに非常によかったです。
まるで日本画での幽霊画のような怨みというよりも非常に冷めた感覚もあって、髪を洗う女性の影(髪の毛なんかも)の使い方も怖かったですね。手のように伸びる影は昔ほんと怖かったよ!思えば影が怖い系のホラーでは私はこれが最初の作品だったかも(やはり今も闇は怖いです)。
その、私が昔怖かった手のように伸びる影とフレスコ画の画像が今回とれなかったのが残念…。

若き古舘伊知郎さん演じる田口の焼けて真っ二つ歩きシーンや、アスカのドロドロ姿(正直これ判別できないと思うんだけど笑)、伊丹さん演じた山村の体が焼けとけて骨化する姿なんかのグロシーンはあるけれど、これって夫人とその子供が焼かれて死んだからなんですよね。
半分やけ爛れた間宮夫人の体中から赤ちゃんの顔が出てくるシーンは素敵でしたが、これは彼女が生前焼き殺した赤ん坊ですよね、彼女は離さずに取り込んだということか。

ラストのミイラの子供を抱いて崩れた顔で涙する夫人の姿は、冒頭のフレスコ画の美しい母子像のよう。
エミ役のNOKKOさんがいちいち癇に障ったなぁ…。
それにしても、山城新伍さん演じるパパが全く役に立たなかったな(笑)まあ、あくまで母と子の話だからね。
なかなかよく出来てますよ。小さい頃みたトラウマ作品の1つ。