いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

スターリングラード 史上最大の市街戦

【概略】
第二次世界大戦下、泥沼化した独ソ戦さなかの1942年11月。ソ連領内ヴォルガ川西岸に広がる工業地帯スターリングラード(現ヴォルゴグラード)をめぐって繰り広げられていた枢軸軍(ドイツ、ルーマニア、イタリア、ハンガリー)とソビエト赤軍との歴史上最大の市街戦は、佳境を迎えようとしていた。その渦中、ユダヤ人女性の処刑現場を目撃したソ連軍兵士は、屈強な6人の兄弟を中心に怒りの反撃に打って出る。
アクション


.0★★★☆☆
2011年3月、東日本大震災が発生…瓦礫の下に閉じ込められたドイツ人女性が救出を待っていたのだが、その時に救助活動をしていた男が、彼女を励ますために話を聞かせる…。それは、1942年独ソ戦の最中の話だった。
冒頭と最後に、東日本大震災の災害救助のシーンがあり、戦争ものにはまったく詳しくない私でも、さすがに東日本大震災とスターリングラードの戦いを絡めるのは無理があると思いました^;
本作はスターリングラード戦線をソ連軍の視点から新たに描いた作品らしく。
ドイツをはじめとする枢軸軍が街を占拠して、侵攻を食い止めるためのソビエト軍の作戦の一環として少人数の先発隊が爆弾の解除にやってくるんだけれど、激しい抵抗に遭い失敗、ソビエト軍にも多くの犠牲が出てしまう。
ただし、敵が拠点に使っていたアパートを奪取することに成功し残存兵力でそこに立てこもって、敵をけん制するわけなんだけど…なんとそこには一般人の若い女性カーチャが住んでいて、最初は邪魔だと思っていた兵士連中も、次第に彼女と打ち解けていき見守るといった内容で。誕生日を祝ったりプレゼントしたり。愛する人も出来たりして。
この女性がどうやら日本で救助活動をしてくれてるロシア兵の母親らしく、彼女を通して中心人物ともいえる5人の兵士たちのエピソードを少しずつ語っていく形です。
対するドイツ側にも妻に良く似た美人のロシア女マーシャに惚れてしまった士官が出てくるんだけれど、彼が実は敵に奪取されるまでアパートの指揮を任されていた人物らしく、散々上官に責められた挙句、マーシャを囲っているのもばれて、アパートの奪還を強いられてしまうという、お互い戦う理由はアパート奪還+女かよ、みたいな。
戦闘はやたらスロモ多用だし、意識して作られているんだろうけれど明らかに金のかかった大作映画なので、それなりにみられるし、楽しめる。
ただし、残弾が少ない37mm砲をT-34戦車の残骸に当て、弾道を変えて、ドイツ軍陣地に打ち込むというのはちょっと無理があったもののここは一番の見せ場だった。
マーシャも射殺されてしまい、撃ち合うドイツ軍将校と大尉で、撃たれた大尉とカーチャとの愛も結局は実らず悲劇に終わるのも、戦争映画らしい感じ。
凄く面白いってわけじゃなけど、やっぱり最後に出てくる東日本大震災に違和感。いや、救助援護にきてくださった外国の皆さんには感謝しているのですけれどもね、唐突じゃないかと。