いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー

【概略】
人気推理作家のテスは、講演旅行の帰途、タイヤがパンクし人気のない田舎道で立ち往生してしまう。通りかかったトラックに助けを求めるが、それが悪夢のはじまりとなった。トラックのドライバーは、旅行者を監禁して暴行・殺害を繰り返す異常犯罪者だった。何度もレイプされ、死の淵をさ迷いながら生き延びたテス。この悪夢を消し去るには、復讐しかない。そしてテスの、孤独な戦いがはじまった…。
サスペンス


.5★★★☆☆
「おばあちゃん探偵」シリーズで人気の女流作家テスは、講演会の帰りに、タイヤがパンクし立ち往生してしまいます。そこへそこをたまたま通りかかったトラックに乗った巨漢の男が、パンクを直してくれると言うんですね。
助かるわあと思った瞬間、テスはこの男に殴られてレイプされるのです。
失神しては再び殴られ、レイプされ、更に、死んだと思われたのか森の奥の下水管に捨てられます。流れる水の中には他にも女性の遺体が転がっていて…。しかしテスは死んではいなかった。山道を下りて雑貨店にたどり着くと、そのトイレで自分の姿を見て、何が起きたのかしっかり思い出すのです。
普通ならすぐに911に電話するか、病院へ行くとか思うけれど、テスはそれはしなかった。それは、煮えたぎるような復讐の思いと、自分の名声を汚れるのを気にしたから…。
混乱する記憶に間違いがあってはいけないと、自宅の留守番電話にまず何があったのかを克明に記録するのです。そして事件を整理すると、さすがに推理作家ですね、講演の指揮を執ったラモーナの「あの道への誘導」に気づくと、あれよこれよと言う間に綿密な計画を練っていって…。
飼い猫と自分が生み出したおばあちゃん探偵、そしてカーナビを心の声としているのは、文章にすれば面白いですが、映像化するとなるとなかなか難しいですね、しかし、一応彼女の心の拠り所はそれだけなのです。おばあちゃん探偵が「あなたは強い」といっていた通り、終盤の攻防にそれが活かされていました。