いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

スティールワールド

【概略】
UFOで飛来したロボットによって地球が支配された近未来。ある町に住む少年・ショーンは、町を出たまま帰って来ない父親との再会を胸に、規制を掻い潜り町を飛び出すが…。
SFアクション


.5★★★☆☆
予告見ただけだとSFアクション大作っぽいんですけど、主人公がロボットを操れるというあやふやな能力でちょっと数日暴れるだけで解決してしまう、おおざっぱなストーリー展開。VFXの見どころはなかなかですが、如何せん小さい規模の話が続くので…。でもこういうの結構好きです。
脇役にジリアン・アンダーソン、ベン・キングズレーなど。
ロボット帝国に容易く侵略されてしまった後の地球が舞台なのです。メディエーターというアンドロイド型ロボットが帝国の代表となって地球を支配しており、ロボットだから冷徹に喋るのが少し不気味です。
主人公のショーンがひょんな事から、敵ロボットと同期してハックできる様になっちゃうのとか、さすがに出来すぎだし、地球を支配しているのに、えっその程度のセキュリティ能力?とかって驚いちゃうんだけど、そもそも感電で発信装置をショートできちゃうレベルだしなあ。

3年前にわずか11日で戦いに負け、外出禁止を命じられた人間たちが、「もう嫌だもん」と外に出る話…といったらざっくりすぎますが、一応その掟を破った人間はビームで灰と化します。内通者(人間の管理をする人間)だけがこのルールの適用外となっています。その一人がスマイス、キングズレーが演じショーンの母親役のジリアンを狙ってる悪役です。
「ディープスキャン」というものがあって、その人の記憶や経験を吸い上げてロボットの知識にする(人間は死ぬ)というものなのですが、実は人間たちにこのスキャンをして知識を全部吸い上げるのが彼らの本当の目的(当初は、地球上の環境や動植物の研究が済んだら立ち去ると言ってた)だったのでした、いっとき、ディープスキャンに途中までかけられていたせいか、ショーンは手をかざしたロボットに同期しあやつれるようになります。

お城で口説かれるママ(ジリアン)、馬に乗って逃げ出すママと笑える部分もありますが(馬で走ってるから、大声で呼んでも気が付かないでドンドン先に行っちゃうというコント)、ショーンは森の中にコミュニティを作って住んでいる時計職人の手によってセンサーを取り外された人々の中に、ようやく父親の姿をみつけるのです。

空飛ぶ戦闘機型ロボに乗り(物理的に上に乗る)立ち回るショーンの姿を見て、メディエーターは興味を示すのです。自分の研究材料になるように説得したりしますが、結局ショーンは自分が操っていた戦闘機(風圧とか無視しすぎ)を母艦のようなものにつっこませ、メディエーターも壊し、その体から世界中のロボットに同期接続して強制シャットダウンをしてしまいます。
スマイスに捕まって拷問されても口を割らないで結局殺される男気を見せるホテルの用心棒とか、良い部分も。
小粒なんだけど、戦闘機パイロットの父と親友が助けに入ったり、熱い展開もあって個人的には好きな部類。もう少し予算があれば王道サクサク展開も解除されて面白い作品になったろう。