いやいやえん@引っ越しました!

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スーパー・チューズデー ~正義を売った日~

【概略】
大統領候補モリスの選挙参謀スティーヴンは、モリスを大統領にするため、持ち前の野心と誠実さで相手候補をリードする若きエース。選挙戦最大の山場となるスーパー・チューズデーが一週間後に迫るなか、スティーヴンのもとに、ライバル陣営の選挙参謀ダフィが電話をかけてくる。
ドラマ


.0★★★☆☆
ライアン・ゴズリングの最初と最後の表情の違いが見もの。
まさに自分の中にある眠れる「正義」を無くした話なんですよね。
米大統領選を舞台に、渦巻く陰謀・打算などを描いた政治ドラマになってます。ちょっと苦手^;
タイトルにあるスーパー・チューズデーとは、多くの州で予備選が行われる、選挙の年の3月の火曜日を指すんだそうで。
ペンシルベニア州知事のモリス(ジョージ・クルーニー)、選挙参謀のポール(フィリップ・シーモア・ホフマン)と広報官スティーヴン(ライアン・ゴズリング)。敵陣に選挙参謀ダフィ(ポール・ジアマッティ)がいて、彼がスティーヴンを誘ってくるのです、こちら側にこないか、と。いわゆる引き抜き工作というやつですね。
日本の政治にも駆け引きってのはあるんだろうけれど、アメリカの政治駆け引きはもっと苛烈そうなイメージがあります。クリーンな政治家ってのが本当にいるのか、疑問に思えてきます。
実際、スティーヴンが敬愛していたモリスにも秘密があり、それが自分の知るところになると、事態も変わってきます。
結局はやり手の彼もまだ青かったということなんでしょうね。ダフィに比べればまだまだ経験が足りなかった。高潔な意思と尊敬のあった信頼関係ががらりと変わり、代わりに欺瞞や裏切りや駆け引きの世界に身を投じる。政治の裏舞台を知り、一人の青年の「正義」が汚れていくのがなんともいえなかったですね。