いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

スプライス

【概略】
科学者のクライヴとエルザは倫理に反し、人間と動物のDNAを配合する実験を開始する。実験は成功し、これまで誰も目にしたことのない新生命体がこの世に生まれ落ちる。二人はその新しい生命体にドレンという名前を付け、誰にも知られないように育てることにするのだが…。
ホラー


.0★★★★☆
エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリーさん主演。
DNA配列をいじり生命体を作ることは神の倫理に反するが、同時にその生物から新薬開発に欠かせないタンパク質が抜きだせるのです。そのためクライヴとエルザの夫婦はいくつかの生命体をつくることに成功。ただそこに道徳的な問題が入る。人のDNAを試用していいものかと。クローンの問題でもありましたが、やはりそれは禁忌なんでしょうね。
そうして夫婦は人のDNAを使って生命体を作り出す…ドレンと名をつけ隠し育てるが、成長が異様に早い。「エンブリヨ」のように。

2人の寝室の壁の日本漫画みたいな「やつらが来るぞ!!」が気になって仕方有りませんでしたが、生まれた生命体は尻尾があって、高糖品を食すことがわかる。一ヶ月で知性の発達、成長の促進。科学者であることを忘れエルザはすっかり自らの子供のように接してしまう。
一方遺伝子操作した生物ジンジャーとフレッドの発表会は失敗に終わってしまう(どうみてもあれにしかみえない…)。やがて(それなりに)美しく成長したドレンだが、外に出たくてもだしてもらえない。それにエルザよりクライヴに好意を持っている様子…エルザは猫を取り上げたり化粧をしてみたりしますからね…なぜそこまで関わるかというと、使ったDNAがエルザのもので。

次第に残虐な性に目覚めていくドレン…でも仕方ないよね中途半端に人間扱いされ、これじゃまるでペットだ。エルザの彼女を見る目が変わっていく…尾の針を切断し、自分のいいように扱っているようにみえる。まるで子供を物扱いする母親のように。それにしても「生物」であるドレンと愛し合うクライヴにはオーイとツッコミたい。さすがにあれはない。
ようやくここまできて、実験を終わらせることにした2人はドレンのもとを訪れるのだけど…一度死んだと思ったドレンは雄化してました。ジンジャーと同じ結果になったんですね。そして今度はエルザを…。雌雄同体それぞれ種の本能があるということだろうか。
異生物間近親相姦があるから万人にはオススメできませんがなかなか面白いB級ものでした。