いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

スリーピングタイト 白肌の美女の異常な夜

【概略】
マンションの住み込み管理人として働く男・セサル。彼は住人の美女・クララに想いを寄せ、合鍵を使い彼女の部屋に忍び込む。彼の行為は徐々にエスカレートしていき…。
スリラー


.0★★★★☆
うわっこれ変態映画だった!しかもストーキングされる女性の反撃展開がないものだから、スカッと感もないよ。
管理人セサルが住人クララのもとに忍び込みまくるという展開で、合鍵を使って部屋に侵入し寝静まるまでベッドの下に隠れてクロロフォルムを使用して深く眠らせ、歯ブラシを使用するのなんて可愛いもの、化粧品に薬品を混ぜてわざと肌荒れさせたり、彼女の嫌いな虫をさまざまな場所に誘致させたりするなど奇行を続けていき…。
そういえば昔、古賀新一さんの漫画で同じアパートの女性をストーカーする男の話があって、繋がってる屋根裏から覗いたり、屋根裏から落とした虫を寝ている彼女の肌に這わせたり、糸で自分の唾液を彼女の口に入れたりする話があって、それを思い出した(タイトルなんだったっけ)。
まあとにかくそんな感じの気持ち悪い変態行為が続くのですが、彼の主たる原点が生きる理由が必要なこと。幸せの追求。逆に言うと異常なほどの不幸への追求。住民たちの幸せをひっそりと壊す「不幸」を幸せに変えている。何も知らない住民たちにクララ。特にクララは管理人セサルに好意的で前向きであるのが逆にセサルへの不快感になります(でも主人公なんだよね)。ストーカー的怪しい手紙も送り続ける。「あの笑顔をはぎとってやる」入院している病床の母親への全ての行動の報告。
やがてクララが恋人を部屋へ連れ込むという誤算から、誤ってクロロフォルムを自分にこぼし鍵を間違い見つかりそうになったりする場面もあるのですが、心配してハラハラするというよりは「見つかればいいのに!」と思ってしまいたくなります(一応主人公です)。
それにしてもオチの異常さにほんと嫌~な気分にさせられます。赤ちゃんが生まれるまで手紙を送るのを待っていたんですよね。異常性が現れていると思います。