いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

スリープレス

【概略】
1983年。イタリア、トリノ。市民は、若い女性ばかりを狙った悲惨な連続殺人事件に震撼していた。この日もまた、とあるアパートでひとりの若い母親が無惨に殺害される。駆けつけたモレッティ警部は、母の死体を前に呆然と立ち尽くす少年ジャコモに、「犯人は必ず見つけ出す」と誓うのだった…。
サスペンス


.0★★★☆☆
1983年トリノで起きた「小人殺人事件」は犯人死亡ということで一見落着したかのように思われてきた。ところが17年後、奇妙な性癖を持つ男に関わったコールガールとその女友達が相次いで惨殺され…。
当時の担当刑事役のマックス・フォン・シドーさんと遺族である青年ジャコモが犯人を追うという展開です。
ストーリーの合間に次々と若い女性が殺されていきます。一応子守唄になぞらえて殺していくという大筋ですが、一体どういう選別なんだよと思わずにはいられない思いつきさ加減です。さすがです。
蒼白く冷たい映像とゴブリンの音楽。意外と真面目な推理もので、アルジェントらしからぬ丁寧な作りに驚いたかな。なんか適当に辻褄合わせて作ってるようにいつも思えるので^;
突発的に起きる事件に突発的に次々と殺害されていく女性の光景も粗が多くて、女性陣の魅力も薄くなんだかいまひとつ盛り上がりに欠ける。
しかし、小人の作家、動物の子守唄、事件の再来といった設定は良くて、面白いんだか面白くないのか、微妙な気持ちにさせられたー。
ラストでジャコモが「意外な」真犯人を突き止めるのですが、身近な人間が殺人を繰り返していたというお得意のパターンでした。「まさか子供が犯人だなんて誰も思わないだろぉ?」がいい台詞。でも、警察が駆けつけて窓越しに発砲…頭部を撃ちぬいて劇終という荒っぽい展開。いきなり撃ち殺したらまずいんじゃ~ないのか?(笑)
原点帰りの作品だそうですが、半分面白く、半分ツッコミどころ満載でした。