いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

影なきリベンジャー

【概略】
タイの中華街で探偵をしているチャン・タムの下に、サムという名の女を探して欲しいとの依頼が入る。だが、サムに関わりのある人物が次々と殺され…。
サスペンス


.0★★★★☆
【極限探偵C+】です。オキサイド・パン、ダニー・パン兄弟による「探偵シリーズ」3部作第1弾。
しがない探偵をしているチャン・タムの元に、写真に写った一人の女を探す依頼が入る。だが、その女の情報を得るために動くと、チャン・タムの行く先々で次々と彼女と関係のある人物の遺体に遭遇する。すべての点が線になりつながった時、チャン・タムの身にも死の影が迫り寄る…。
主人公が、アンディ・ラウさんの「盲探(名探偵ゴッド・アイ)」のように、卓越したセンスや推理力をもっているわけではない、二流の探偵という所が良い。
舞台はタイ・バンコクのチャイナタウン。幼いころに映画館主の両親が行方知らずになった過去があるチャン・タムは、彼らの行方を探すために探偵になった。本当は警官になりたかったのだけれど生まれつきド近眼だったために断念した。
ある日、彼のもとに飲み仲間のロンがやってきて、写真の女に命を狙われているから探してほしいと依頼を受ける。その女がサムという女性であることを突き止めるも、彼女は行方が知れなかった。麻雀仲間と株に手を出したが失敗して…という情報を聞きつけたチャン・タムは、その仲間たちを訪ねて歩くが、いずれも不審な死を遂げていた…。
噂の「ミーパンダ」が凄い、何、この破壊力。実際には冒頭にしか流れないのに、見ている間中この曲が頭の中を駆け巡っていた。この「Mhee Panda」で一気に持っていかれる(笑)
話は暗いですねえ。一応、被害者の共通点を繋げていき最後は犯人に辿りつく王道の探偵ものなのですが、その過程で死者に導かれるというオカルトなオチが、やっぱりパン兄弟らしいというか。
毎回死体を見つける探偵に「お前は手を引け」と忠告してくれるリウ・カイチー演じる馴染みの警官チャックとの関係が良い。困った顔をしながらも必ずピンチになると助けに来てくれるのだ。
町中にゾウがいるのも、うだるような暑さを感じる色調も雑然とした風景も、なんだかバンコクらしい異国感でした。