いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

神は死んだのか

【概略】
大学に入学したばかりのジョシュ・ウィートンは、無神論者を信奉するラディソン教授に信仰心を試されることに。
サスペンス


.0★★☆☆☆
なーんだ、結局教授は神が憎いからこそ存在否定してただけやんけ。反有神論者だってことですね。
映画の内容は、大学で、神を否定し学生に「神は死んだ」と紙に書くことを強制させる教授と、それにはむかった生徒との精神論争。
日本ではうけない系統の話です。本作は全米の大学で実際に起こった数々の同じような論争から起こった訴訟事件をベースにした小説を映画化したものらしい。
「あなたは無神論者ではなく、神を憎んでいるのでは?」と追及され、教授が「YES」と答える終盤の攻防は、なーんだと呆気にとられるほど。「存在しないものを憎めるのですか」。教授が凄く幼稚。
メインストーリーの中で描かれるものは神をめぐる群像劇だ。主人公と共にロースクール進学を目指す恋人とは神学論争のせいで別れてしまうし、ある女生徒は厳格なイスラム教徒の父親のため顔にヴェールを巻くほどだったが家の中でスマホで聖書を聞いていたことを弟から父親に告げ口されたため勘当されてしまうし、中国人青年は父親との電話で次第に神を信じるようになり、教授の元教え子の若い妻は神を信じていて自分を抑えつける夫に離婚を決意する、若い女性記者はがんになった事を恋人の中年実業家に打ち明けると捨てられてしまい、車で旅をしようとする神父二人は借りた何台もの車が動かなかったのに、翌日ようやく最後にエンジンがかかる。「神は素晴らしい」。
クライマックスの、女性記者が突撃取材しにきたバンドマンたちがやけにイイ人たちすぎて、なんかなあ…。教授は事故で神父たちに看取られながら神への愛に目覚めて死んじゃうし。オチがいまひとつ強引な作品でした。