いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

仮面の真実

【概略】
ある罪を犯したことから逃亡の身となった神父が、ひょんなことから旅回りの劇団の一員に。一座が行き着いた村では、口のきけない女が少年殺しの罪で裁かれようとしていた。一座は金儲けのため、少年殺しの一件を舞台にして上演するが、それがきっかけで真実が暴かれていく…。
サスペンス


.5★★★☆☆
ポール・ベタニーさん目当てでしたが、なかなか面白かった。
他にウィレム・デフォー、ヴァンサン・カッセルさんら。癖のある役者ばかりを使っていますね。びっくりだったのは国王の密偵役でマシュー・マクファデンさんも出演していたこと(プライドと偏見でダーシーを演じた方です)。
原作は読んでないのですが中世ミステリー作品ということで、部隊は寒くて暗い中世イギリスの村。教思に反して愛欲と殺人で身を落とした神父ニコラスが、劇団員となって少年殺害事件を興行したところ村人達の反応から事件の真実がみえてきて…。
民衆には人権はないこの時代の薄暗さはそこそこ表現されていたと思います(薔薇の名前ほどではないけどね)。何人もの少年たちが攫われ村人はたとえ真実を知っていてもそれをクチにすることは出来ない。声をあげないのは同調だといわれていても正義を求めるとどうなるか知っているんですね。
神父も善良な人間ではあるけれどもだからこそその罪の重さに耐えられないで逃げ出した。事件の真実と共に彼が探り出したのは罪に立ち向かう自らの心だったのかもしれない。
それにしてもヴァンサンってこういった役あいますよねえ。もはや彼が出てると何かあるぞと思ってしまう(笑)
ポール・ベタニーさんのあの色の抜けた存在感が好きなんですよね。不思議な風貌だけど目が離せないような感じがします。