いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

カルテット!人生のオペラハウス

【概略】
引退した音楽家たちのホームで、過去の栄光を引きずった4人のスターが再会。ホームの存続を懸けた史上最高齢のオペラコンサートが幕を開ける。
ドラマ


.0★★★☆☆
ダスティン・ホフマン初監督作品。
引退した音楽家たちが余生を送っている老人ホームで起こるヒューマンドラマです。輝かしい過去の栄光を引きずるのではなく、「今」を生きる老人たちの姿が眩しい。
若い頃は、共演したり浮気したり競ったりした人たちが集まっている音楽家専門ってところも珍しいホームの設定ですが、だからこそ音楽に対しての彼らのこだわりが可笑しくも楽しい。実際音楽家たちなら楽しそうな日常なんですよね。「収録は昨日の事のようにおぼえているのに、朝食に何を食べたかは思い出せない」
しかも、新たな入居者というのが、レジーの昔の9時間だけの女房ジーンだってんだから、やりにくい。大スターだが野心とエゴで皆を傷つけ去っていったカルテット(四重奏)仲間だ。コンサートが成功しなければハウス閉鎖という危機で自然みなの期待はカルテット再結成に向けられる。
有名な曲がいっぱい使われてます。バッハやハイドンなんかも使われてて嬉しかったな!実際の演奏家さんらも多数出演してるそうです。
残念なのは、カルテットが歌う直前で映画が終わってしまうこと。どんな歌声なのか、CDが再販されたりしてたし、聞いてみたいって思っちゃうもの。彼らの歌声としてエンディングロールで歌われますが、ジーンがOKをだしてホームの存続が決まった時点で作品としては終わりを迎えていたからでしょうね。認知症のシシーさんが可愛らしかった。監督のイメージそのまま柔和な印象の作品でした。