いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

華麗なるギャツビー

【概略】
豪邸に暮らす謎めいた男ジェイ・ギャツビー。どこから来て、どうやって大富豪になったのか?何のために毎夜のように豪華絢爛なパーティーを開くのか?その答えは誰一人知らない。「真実を話そう」と、ギャツビーは隣人のニックに、自らの生い立ちを打ち明け…。
ドラマ


.5★★★☆☆
ギャツビーにはかつて心から愛した女性デイジーがいたが、彼が従軍して戻って来た時には、彼女は大富豪のトムと結婚してしまっていた。 成り上がったギャツビーは全てを賭けて大邸宅を構え、毎晩のように豪華なパーティーを開く。その噂は社交界のデイジーにも届かないはずはなかった…。
何度目の「グレート・ギャツビー」の映画化なんでしょうか。ギャツビーにレオナルド・ディカプリオ、デイジーにキャリー・マリガン、ニックにトビー・マグワイア。
夜毎繰り返される軽薄で豪奢なパーティ、全ては君の心を取り戻すため。
原作と違って、ニックはアルコール依存症と精神障害の治療で療養所にいるという驚きの設定。紙とペンをもらい、自分の物語を書き始める…それがこの物語というわけだ。
ギャグかと思うようなディカプリオの満面スマイルから始まるその物語は、禁酒法時代を舞台にした純愛物語。しかし、本質的には男はロマンチストで女はリアリストだという冷酷な真実をつきつけられる話でもある。
デイジーとの再会のシーンでは滑稽なほど無垢な姿をみせるが、ギャツビーは、金と嘘で虚飾に満ちる反面、一途にデイジーを想っていたのだ。しかし最終的にデイジーは「自分しか愛せない」面を見せつける。キャリー・マリガンは可愛すぎてデイジーには合わない気がした。天真爛漫だが軽薄な女性というには繊細すぎた。
しかし、作品としては何の深みもなく、小説をわかりやすく映画化しただけという印象。古いけどレッドフォード版のほうが面白かったように思う。ただディカプリオのいかがわしさの中に純朴さが垣間見える演技は良かったと思う。