いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

完全犯罪クラブ

【概略】
米カリフォルニア州の小さな町サン・ベニート。海岸の断崖に建つ古い屋敷で2人の少年がある企みを練り上げていた。何もかも対照的な彼らが夢中で取り組んでいたのは、綿密な<完全犯罪>の計画だった…。ある日、森の中で女性の死体が見つかった。事件を担当した女性刑事キャシーは、周囲の反対を押し切って自らの直感に従い、独自捜査を展開していく…。
サスペンス


.0★★★☆☆
サンドラ・ブロック主演、製作にも携わっていたようですね。
アメリカで実際に起きた「レオポルド&ローブ」の事件をモチーフにした作品です。「真の自由」を手に入れるために完全犯罪を実行する高校生リチャード(ライアン・ゴズリング)とジャスティン(マイケル・ピット)。そしてそれに挑む女性捜査官。
ニーチェを信奉し、青春時代にありがちの死への憧れや自殺願望、犯罪や闇のものに惹かれる…のはもちろん背景にあるんだろうけど、それだけではなく、やはり「優越性を立証」するためなんですね。
ただ、どうもつくりのせいか演技のせいなのか、いまいちパッとしない作品なんだよね…ラストも盛り上がりにかけます。なにせ、きちんと考え抜いた理論のわりには、実行での証拠を残しすぎなんです^; 少なくとも嘔吐物は始末しようよ…。そのへんがやはり頭でっかちの浅はかさ・実行することの難しさを表現してるんですね。逆にいえば、完ぺきに計画を実行できていれば計画は成功していたのかもしれない。
信頼ではなく絆でもない2人の青年の微妙な関係のほうをもう少し描いてほしかったかもしれません。2人の顔を合成して1人の人間へ。少し怪しげに描かれているのは、レオポルドとロープが同性愛だったからなのか、孤独な2人の魂が近づいていたからなのか。
サンドラ・ブロックの男勝りの女性刑事はなかなか良かったです。