いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

劇場版 魔法少女まどかマギカ [前編] 始まりの物語、劇場版 魔法少女まどかマギカ [後編] 永遠の物語、劇場版 魔法少女まどかマギカ [新編] 叛逆の物語

【概略】
平和な日々を送る鹿目まどかは、ある日、クラスに転校してきた暁美ほむらが夢で見た少女と瓜ふたつであることに戸惑い…。
アニメーション


.5★★★☆☆
◆劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語
◆劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語
◆劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
3作セットで。萌えキュンなキャラ画像と「魔法少女」「タイトルに☆がつく」ということで、あっち向きのアニメかなあーとか思われる事が多いと思うのですが、ストーリーがこのキャラ画像に反して重めで残酷でダーク、そのギャップに惹かれる人は多いのかなと思わせられた作品でした。
この劇場版前編後編はTVアニメの総集編、新編は劇場版前後編の続きです。
本編(前後編)での、まどかの自己犠牲による魔法少女たちの救済「私の願いは全ての魔女を消し去る事」…過去、現在、未来、全宇宙の全ての魔法少女を救いたいというまどかの願いが、因果律となって宇宙そのものの理を書き換えてしまうのです。ほむらは死の運命を辿るまどかを助けるため、遡って時空さえ超えて不毛な戦いを奔走していた…。主人公はまどかなんだけど実際の主人公ってほむらだよね。「私にあなたを守らせて」彼女の思いを考えると切ないものがありますが。
驚愕はありました。色んな人の因果に干渉することになる結末、これって本当に奇跡でハッピーエンドなのかな。誰も呪わなくてもいいの。私が全て受け止めてあげるから。希望から絶望に冒される全ての魔法少女たちの「最後の思い」を吸い、惑星さえも壊してしまうほどに大きくなったまどかのソウルジェムは魔女となる寸前に自ら「消え去る」。たったひとり、時間軸を操るほむらだけが記憶を残して…。
新編での「神」になったまどかと、まどかの願いに反発したほむらを待っているのはやっぱり悲しい結末なんでしょうねえ。絶望の因果から解脱する、円環の理とか、仏教的な話でもありました。
魔女の作る世界は独特のシュールさがありましたけれども、この新編でのほむらの「いつの間に私は魔女になっていたの」の世界観が一番好きでしたねえ。