いやいやえん@引っ越しました!

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曹操暗殺:三国志外伝

【概略】
赤壁の戦いから12年後。魏を治める曹操の専断政治に憤った後漢の献帝は、曹操暗殺を企てる。一方、刺客としての訓練を受けた穆順と霊唯は、暗殺の密命を受け曹操に近付くが…。
アクション


.0★★★☆☆
曹操は魏を治める王として君臨。そんな中、献帝は、曹操に実権を握られ銅雀台で専断政治を行っていることをひそかに憤っており、同意して謀反を企てる大臣たちに曹操誅殺の密勅を発し曹操暗殺を企てようとしていた。そして一方、馬超・韓逐の騎馬隊に連れ去られた男女たちが、陵墓を利用した牢獄で刺客として訓練を受けていた。そしてその中から穆順と霊唯は曹操暗殺の密命を受け、穆順は宦官として、霊唯はその美貌で寵姫となって曹操の元に近づくのだが…。
三国志好きだから色々な部分をツッコミつつも楽しめた。とりあえず、そのワイヤーアクションと防具は違うんじゃないかと(笑)馬超と韓逐に…ってところに胸キュンしたのですが、でてこねーし!チッ。
ところでこれ日中合作なのですよね。チョウ・ユンファさんが曹操を演じ、玉木宏さんが穆順を演じた。曹丕なんかもいますが、私は魏が好きなので、本作での曹操の位置づけなんかはなかなか良いと感じました。大体は悪役として描かれる事が多いですが(レッドクリフなど)、最近は中国でも見直されてきているようで、蒼天航路や横山三国志なんかや本作での曹操側の視点というのも、深みのある描かれ方をしていてときめきます。やっぱり稀代の英傑のひとりなんですよね~。
一瞬の関羽はなんとなく関羽っぽかった。ちらっと呂布と貂蝉もでてきますが貂蝉が母親…という展開はちょっといまひとつかな…。そこまで美女に感じなかったし。
構成がどこかフワフワだったけれども、そうおかしなフワフワではなかった。霊唯がラストで曹操の身代わりとなって霊唯の刃で死んだ穆順を抱きながら崖に落ちて行くというどこか幻想的な男女の複雑な愛の物語。民意で曹操が必要だとわかってしまいながら行動に移さねばならない男の葛藤。そして女を想う愛なんかを、深い度量で見極める曹操の姿は、なかなか格好良く思えた。
しかし、刺客の宦官多すぎだよね(笑)