いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

そして、デブノーの森へ

【概略】
素性が謎に包まれた世界的ベストセラー作家セルジュ・ノヴァク。その正体は、ユダヤ人の男性ダニエル。ある時、義理の息子の結婚式に出席するためカプリ島に向かっていた船上で、彼は美しい女性ミラと出会う。一瞬にして心奪われ、誘われるままに一夜を共にしたダニエルだったが、翌日、彼女こそが義理の息子の花嫁だったことを知る。しかし、その後も2人は許されぬ情事を重ねてしまうのだったが…。
サスペンス


.0★★★☆☆
ヒロインでシャネルのイメージモデルも務めたアナ・ムグラリスさんがとにかくとても美しい。ダニエル・オートゥイユさん主演。
抽象的であり美しい演出が、独特の雰囲気を出していたと思う。
主人公である作家ダニエルの過去が次第に明かされていくという話ですが、一夜限りの情事が不倫関係へと進み、このままただ墜ちていくのかと思えば、意外な展開へと話は進む。
人前に決して姿を現さない謎の作家セルジュ・ノヴァク。しかし彼の処女作だけは、友人で自殺したポールが残した遺作だったんですね。彼には娘がおり…あとはもうわかりますね。
自死したポールの遺言に従ってベストセラーになった「冬の旅」。ダニエルは強い罪悪感を心に秘めて生きてきたんだろうなと思います。それが、ラストにつながる。全てをなくした彼にはもうそれしか道がなかったのかと。彼がモデルの小説の主人公・ラズロと同じように。