いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

その男 ヴァン・ダム

【概略】
90年代を席巻した、ハリウッドが誇る最強のアクション・スター。ジョン・ウーをハリウッドに招き、アクション映画の革命を起こした男。しかしそのスタイルは既に時代遅れ、ビデオストレート作品が続いてギャラは急降下。復活を期した作品は主演をセガールに奪われ、最愛の娘にも嫌われ、銀行口座は底をつく、挙句の果てに、たまたま立ち寄った地元の郵便局で強盗犯に誤認されてしまう…。
ドラマ


.0★★★★☆
冒頭の少年の花を蹴りでぶんどるところも笑えたー!
や~懐かしいよね、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。
…ほら!みんなの感想もたぶんこうだと思う。昔はたしかによく名前を聞きましたが最近はま~ったく。そこで彼は考えたわけなんですね、この自虐ネタを。
哀愁でいっぱいのヴァン・ダム。あの頃のヴァン・ダムの活躍を知ってる世代のほうが楽しめるんじゃないでしょうか(笑)
中年アクション(落ち目)スターの生描写がなんとも哀れで愛らしい。頑張ってるんだけど動きにキレはないし全然格好良くない!なにより体力がないのですよ、1カットで撮る冒頭の映画シーンだけで、色々とわかる衰え+ダメッぷり。
それにしてもこれ面白いです。これを機に仕事きたり…しないのかなっ?(笑)
パンツ一丁に大盛り上がりの市民達(笑)犯人と思われていたヴァン・ダムは実は人質だったんですねー。ひとこと「自分は犯人に脅されてやっている」と真相を言っちゃえば解決なんですが、それだと命が危ないですしね。
警察との電話交渉のスターであるという認識を使ったところなんかはユニークです。(ジョン・ウーに対し)「ヴァン・ダムがいなきゃ今でも香港で鳩を撮ってた」なんて思いっきりスター扱いするヴァン・ダムファンの犯人の一人アルチュールとのやり取りが好きでしたね~~。
カメラに向かって自分の半生や考えをヴァン・ダムに語らせる。これ…ちょっとあまりにもリアルで、本当に本心なのかもしれません。なんていうかもう疲れ果てたようなヴァン・ダムがたまらない。
ラスト、あれが決まっていたら本当にヒーローだったでしょう。それが上手くいかないところがまたなんとも、かなしぃいー!しかしこれラストの無情さにはびっくりしました。あれ人質たちもさ、もっと擁護してあげてよー><